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7月5日(土)放送開始

【撮り下ろし写真多数】『ウルトラマンオメガ』プレミア発表会レポート!

公開日 2025/06/14 07:00 編集部:松永達矢
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ウルトラマンシリーズ最新作『ウルトラマンオメガ』が7月5日(土)よりテレビ東京系にて放送開始となる。本作のプレミア発表会が去る6月12日に開催された。本稿ではその模様をお伝えする。

『ウルトラマンオメガ』は、ヒーローも怪獣も存在しない地球を舞台とした、「ウルトラマン」シリーズ最新作。テレビ東京系で展開する連続シリーズとしては、2013年放送の『ウルトラマンギンガ』から数えて本作で13タイトル目となる。

イベントは本作のOP主題歌を担当するASHによる「BRIGHT EYS」の歌唱よりスタート。OP主題歌は6月5日に解禁されたダイジェストPV内で一部が披露されていたが、全パート、および生歌唱は世界初。会場にはマスコミのほか、TSUBURAYA IMAGINATIONにて行われた公募ファンたちも詰めかけており、テンションはスタートから最高潮に。

イベントはASHによるオープニング主題歌「BRIGHT EYES」の歌唱からスタート

ASHによるパフォーマンス後、MCの呼び込み本作のメインキャストが集結。で主人公「オオキダ ソラト」を演じる近藤頌利(こんどうしょうり)、宇宙人であるソラトと出会い、地球人としてバディを組む「ホシミ コウセイ」役の吉田晴登(よしだはると)、ある怪獣事件の現場で、ソラト・コウセイの2人と出会いを果たし、行動をともにする本作のヒロイン「イチドウ アユム」役の工藤綾乃(くどうあやの)らが放送を前にした今の想いを語った。

『ウルトラマンオメガ』メインキャストが3人揃って初めてファンの眼前に!


 主人公演じる近藤がファンの眼の前に登場するのは『ウルトラマンアーク THE MOVIE』グランドフィナーレにて行われたバトンタッチ会以来2回め。前回はアークキャストが並ぶ中一人での参加だったため「今回は『ウルトラマンオメガ』の仲間たちと舞台上に立てていることがすごく幸せに思う」とコメント。ウルトラマンに変身することの感慨深さを噛みしめる一方、初めてファンの前に立つ吉田・工藤の両名が挨拶を行おうとしたところ、おもむろに靴紐を結びだすなど、和気あいあいとしたキャスト陣の雰囲気を感じさせる一幕も。

1994年生まれの近藤は、幼少期『ウルトラマンティガ』『ウルトラマンダイナ』を見ていたとのことで、「そんな自分がウルトラマンになるなんて夢にも思っていなかった」「特撮ヒーローに変身することが役者としての目標だった」と、出演が決まった際の心境を披露。その一方で、自身が20代後半、そして30歳を迎えたことで「“変身”を諦めていた」中でもあったとのことで、今回の決定にはより感動したと熱弁した。

「オオキダ ソラト」を演じる近藤頌利(こんどうしょうり)

「記憶のない宇宙人」というオオキダ ソラトの設定については、「自分が地球人なのか、宇宙人なのかもわからない、その違和感を意識して演技をおこなった」という。また、記憶が無いが故に、様々な物事に反応する様子を「何も知らない好奇心旺盛な子ども」だと例え、本作を見る子どもと同じ目線で成長していける役なのではと、自身の役どころについてまとめた。

主人公をサポートする役回りの吉田は、防衛隊の登場する『ウルトラマンギンガ』『ウルトラマンX』からシリーズに触れ、「チームで戦うヒーローに憧れていた」とのこと。なお吉田演じるホシミ コウセイは、ウルトラマンオメガの戦いを援護する「メテオカイジュウ 」と呼ばれる味方の怪獣を使役。物語を通じてウルトラマンと共闘できることについて「めっちゃ最高」と、役柄に対する想いを披露してくれた。

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「ホシミ コウセイ」役の吉田晴登(よしだはると)
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「イチドウ アユム」役の工藤綾乃

「アユ姉」の愛称で二人と行動をともにする、イチドウ アユム役の工藤綾乃は自身とウルトラマンの結びつきについて、かつて円谷プロダクションが熊本県荒尾市にて運営していたテーマパーク “ウルトラマンランド” へ弟と一緒に遊びに行っていたことを紹介。「そんな自分がヒロインとして参加するとは全く思いもしなかった」と、シリーズとの縁を感じさせるエピソードを語った。

また、本作はオリジナルの日本語を合わせると、全15か国語で世界同時期放送/配信を予定する。これについて近藤は「まさか自分に吹き替えがつくなんて思ってもみなかった」と素直な思いを吐露。すでにいくつかのエピソードを多言語で見ているようで「海外で仕事をしている気分になった」と場内を沸かせた。

キャストによるエピソードトークののち、本作のメイン監督を担当する武居正能(たけすえまさよし)が登壇。「企画から数えて1年と10か月を要したので、みなさんに御披露目できる機会ができてワクワクしている」とファンに向けて挨拶。本作は「普通の青年たちが記憶をなくした宇宙人と友情を深めあい仲間になっていく、子どもたちにとっては親近感の持てるヒーローを作っていこう」という指針の下、明るい作風を目指したという。

『ウルトラマンオメガ』メイン監督の武居正能(たけすえまさよし)。「ニュージェネレーションウルトラマン」でのメイン登板は今回で3回め

また、1話の見どころとして冒頭には「ビックリするような」カットも盛り込み、ウルトラマンとして新たな表現に挑んだと力を込めた。

作品の見所とともに「『ウルトラセブン』のカプセル怪獣をイメージした」と武居監督が語る、メテオカイジュウが劇中さながらの吉田の呼び込みにより登場。序盤よりウルトラマンオメガをサポートするレキネスとトライガロンの2体がステージに登場。こちらも世界初の公開となっており、記者の背中越しにファンの熱気と視線をありありと感じた。

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メテオカイジュウ レキネス
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メテオカイジュウ トライガロン

イベント後半はプレミア発表会恒例「変身講座」を実施。キャスト全員がポーズを決めると、ステージ中央にウルトラマンオメガが登場。前回前々回の発表会では、イベントの早い段階でヒーローの御披露目が行われていたこともあり、まさに満を辞しての登場といったところ。

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ウルトラマンオメガがステージに登場!

主役ヒーローの登場からの盛り上がりもそのままに、冒頭で熱いパフォーマンスを披露したASHと、エンディングテーマを共に務めるMindaRynもステージに登場。『ウルトラマンブレーザー』でエンディングテーマを務めて以来2回目のウルトラマンシリーズ参加となるMindaRynは、「『ブレーザー』の時に色々な国で歌わせていただきましたが、どこに行ってもウルトラマンは人気で、世界中で愛されるヒーローなんだなと実感していたので、また担当できて本当に光栄です」と熱い想いを披露。その想いを表すかのような前期エンディングテーマ「Missing Link」のパフォーマンスはまさに圧巻の一言。

エンディング主題歌「Missing Link」も世界初披露

クライマックスは、会場のスクリーンにウルトラマンオメガの使う宇宙ブーメラン「オメガスラッガー」が、全長9メートル83センチの実物大で登場。主演の近藤は「僕(オメガ)の体の一部なので、実物大と言われてみんなにまじまじと見られて少し恥ずかしい気持ちがあります(笑)これを毎日振るって地球の平和を守っています」と、ヒロイックなコメントを披露。再び変身ポーズを決め、再登場したウルトラマンオメガと共にイベントを締めくくった。

■『ウルトラマンオメガ』 作品概要

放送開始日:2025年7月5日(土/日本時間)
放送時間:日本時間 毎週土曜日 午前9:00〜9:30
国内放送局:テレ東系6局ネット 他
国内配信サイト:TVer・ネットもテレ東・TSUBURAYA IMAGINATION・YouTubeウルトラマン公式チャンネル 他
出演:近藤頌利・吉田晴登・工藤綾乃 ほか
メイン監督:武居正能/シリーズ構成:根元歳三・足木淳一郎
オープニング主題歌:ASH「BRIGHT EYES」/前期エンディングテーマ:「Missing Link」MindaRyn feat. ASH/
劇中音楽:NARASAKI
製作:円谷プロダクション・テレビ東京・電通

(C)円谷プロ (C)ウルトラマンオメガ製作委員会・テレビ東京

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