新宿ピカデリー、AKRacingとコラボした国内初のスペシャルBOXシートを導入
松竹マルチプレックスシアターズは、東京・新宿にあるシネマコンプレックス「新宿ピカデリー」に、ゲーミングチェアブランド・AKRacing(エーケーレーシング)とコラボしたスペシャルシート「AKRacing BOXシート」を、6月18日より順次導入することを発表した。

チェアはAKRacingがラインナップする “Premiumシリーズ” から引き継いだ国産高級車と同素材のPUレザーを採用した背面、ならびに同シリーズの最上位モデル「Premium Monarca」の座面を組み合わせており、ホールド感とリラックス感がミックスされた極上の座り心地が堪能できるという。
長時間座っていても疲れにくい姿勢をつくるヘッドレスト、腰椎をしっかりと支え正しい姿勢をサポートするランバーサポート、圧力を分散し、集中的に圧力がかかる部位をなくすことで疲労を軽減する座面クッションに加えて、2つのドリンクホルダーを装備するクッション付きのアームレストや、コトブキシーティング(株)による荷物入れ付きのサイドテーブル、上着や荷物を掛けるフックも完備。座面と背もたれの角度を固定したまま、最大115°の角度まで全体を傾けることができるリクライニング機能も備える。
座席数はスクリーン1に19席、スクリーン2に16席、スクリーン3に15席、スクリーン4に9席、スクリーン5に10席、スクリーン7に9席、スクリーン8に10席、スクリーン9に9席、スクリーン10に9席を導入予定。
本プロジェクトは「映画鑑賞のための最高の環境を生み出す」ため、2022年3月より開始し、この度の導入までに約3年の研究、改善を重ねたという。
松竹マルチプレックスシアターズは、より快適な映画の鑑賞環境や設備を考えるにあたり、コトブキシーティング(株)の協力のもと、既存の映画館の仕様に囚われることなく積極的な情報収集や研究に取り組んできた。
その過程で、長時間着席時の快適性、ならびに疲労度軽減に特化したゲーミングチェアの機能性に親和性を感じ、大型スポーツ施設等、環境に応じた開発および導入実績のあるAKRacingに注目。AKRacing BOXシートの開発と導入に至ったという。なお、AKRacingのシートが日本の映画館に導入されるのは初となる。
チケットの販売は、WEBで6月17日17時からSMT Members先行を、21時から一般販売を開始。劇場窓口では6月18日劇場オープンからスタートする。