性能はこれまでのSwitchの10倍!
Nintendo Switch 2のNVIDIA製プロセッサー、詳細が明らかに。DLSSとレイトレーシング対応
NVIDIAは、任天堂が6月5日に発売する「NIntendo Switch 2」に搭載されたプロセッサーの詳細を明らかにした。
任天堂の公式サイトには、CPU/GPUに「NVIDIA社製 カスタムプロセッサー」とのみ表記されていたが、その詳細をNVIDIAが発表した格好だ。
NVIDIAによると、Nintendo Switch 2に搭載されているのは、「専用のRTコアとTensorコアを備えたNVIDIA GPU搭載のカスタム NVIDIAプロセッサー」とのこと。
グラフィックス性能は、これまでのNintendo Switchに搭載された「カスタマイズされたTegraプロセッサー」の10倍になるという。
搭載されたRTコアの「RT」は「レイトレーシング」のことで、これにより、リアルなライティングや反射、影の表現などが可能になる。これとHDR表現があわさることで、さらに臨場感が高まる。
Tensorコアでは、画質を損なわずに解像度を高められる、AIを使った高画質化技術「DLSS」を実現する。これにより、TVモード時の4K出力などが可能になる。
またTensorコアは、Nintendo Switch 2のビデオチャット使用時に、AIを活用したプレーヤーのフェイストラッキングや、背景の除去にも使われる。
また携帯モードでは、NVIDIA G-SYNC技術による可変フレッシュレート(VRR)にも対応。フレームレートを最適化することで、1080pの携帯モードでも最高120fpsでのプレイが可能。ゲーミング体験を高められるとしている。