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製作費50億円の超大作

実写映画『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』の4Kレストア版が9/15から順次公開。製作30周年

公開日 2023/08/08 15:13 編集部:松永達矢
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TCエンタテインメントは、1993年公開の実写映画『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』の4Kレストア版を、9月15日(金)から新宿ピカデリーほか全国劇場で順次公開することを発表した。

あの迷作がまさかの再上映

本作は、任天堂のゲーム『スーパーマリオブラザーズ』を元に、50億円もの製作費を投じて作られた実写映画作品。1993年の劇場公開から今年で30周年を迎えるに当たって、最新4Kレストア版でリバイバル・ロードショーされることとなった。上映は字幕版、吹替版の両方を予定しているとのことだが、劇場によりどちらか1バージョンの上映になる場合もあると、同社は案内している。

マリオが「ニューヨーク・ブルックリンで配管工を営む」など、全世界でスマッシュヒットを記録したCGアニメ映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』同様にファミコン版のゲームの裏設定を反映したキャラ造形が行われているものの、ビジュアルや世界観など、ゲームとかけ離れた描写が連続。前述したCG映画の登場もあり、今では伝説のカルト・ムービーとしての評価を得つつある。

なお、本作の公式X(旧Twitter)アカウントは、かつて同社が配給していた『コマンドー』4Kニューマスター吹替版の宣伝アカウントを再利用したもの。7月15日には、「本アカウントを別作品でのプロモーションに利用する」という旨のアナウンスを発信していた。アカウントの切り替えについては、ファンの投稿を引用する形で「この手にかぎる」と、『コマンドー』に登場するジョン・メイトリックス大佐の名台詞で説明していた。

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