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ゲームを動かすための人材も獲得

ソニー、PlayStation Plusの“旧世代ゲーム”対応のために専門チーム設置【Gadget Gate】

2022/04/28 Munenori Taniguchi
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ソニーは6日1日から、月額制のPlayStation Plus(PS Plus)サービスとPlayStation Nowサービスを統合・拡充した、新生PlayStation Plusサービスを開始する。

新サービスの目玉のひとつは、サービスの上位プラン加入者に対して、これまでPS4/PS5ではプレイできなかった初代PlayStationからPlayStation 3まで、そしてモバイルゲーム機PSPのタイトルをプレイ可能にすることだ。ソニーは、この旧世代ゲームを現行世代機で動作させる作業のためのチームを発足、数名の技術者を新しく雇用したと伝えられている。

「PlayStation Plus」

ビデオゲーム専門サイトのVideo Games Chronicleは、TwitterやLinkedInに投稿された情報から、ソニーが少なくとも1人の技術者を新たに採用したことがわかったと伝えた。記事によると、前職でモバイルソフトを開発する企業 Kabamに勤めていたギャレット・フレッドリー氏は、最近PlayStationに新設された “Preservation Team” のシニアビルドエンジニアとして新しい仕事を始めたとのこと。

新設されたPreservation Teamが何をするのかは明らかにされていないが、その名称からは新しいPS Plusのプレミアムプラン向けに、旧世代機向けゲームを動作させるための作業を行うものと推測できる。フレッドリー氏も、Kabam以前の2016〜2019年には、EAのサッカーゲーム「FIFA」シリーズの複数のタイトルを完全にアーカイブ化する作業を行った経験があると述べている。

新しいPS Plusでは、エッセンシャル、エクストラ、およびプレミアムの3階層プランが用意される。そして最上位のプレミアムプランでは、初代およびPlayStation 2、PSPのゲーム数百タイトルを、本体にダウンロードして、エミュレーション方式でプレイ可能になる。さらにPlay Station 3のタイトルは、クラウドストリーミング方式でプレイ可能とする。

旧世代のゲームを引き続きプレイ可能とする取り組みはこれまで、ソニーよりもXboxを展開するマイクロソフトのほうが手厚い対応を行ってきた。現行のXbox Series X|Sでも、初代Xbosまでさかのぼってゲームをプレイすることが可能だ。

一方のソニーは、世代ごとのアーキテクチャーが大きく異なるせいもあり、PS2では初代PSのタイトルをプレイ可能とし、PS3でも過去のマシンのタイトルが動作したが、PS4では旧世代機用ゲームのディスクを本体に挿入しても、ゲームを動かすことはできなかった(PS5ではPS4のゲームがほぼすべて動作する)。

今回のソニーの対応は、かつてプレイしたゲームを再び遊びたいと思うベテランゲームプレイヤーや、自分が知らない古いゲームを試したいという探究心あるプレイヤーにとっては、良い取り組みといえそうだ。

Source: Video Games Chronicle
via: Engadget
Coverage: PlayStation


※テック/ガジェット系メディア「Gadget Gate」を近日中にローンチ予定です。本稿は、そのプレバージョンの記事として掲載しています。

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