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3面ワイド45mスクリーンに投写

北斎や若冲の絵画を4Kで楽しめるデジタルアート展、東京・大手町にて7/16より開催

公開日 2021/05/17 18:44 ファイルウェブ編集部・筑井真奈
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葛飾北斎の「冨嶽三十六景」や歌川広重の「東海道五拾三次」といった日本美術の歴史的作品を、超高精細デジタルアートとして鑑賞できる展覧会『巨大映像で迫る五大絵師 -北斎・広重・宗達・光琳・若冲の世界-』が、7月16日より大手町三井ホールで開催される。

会場イメージ

この展覧会では、3面ワイド45mスクリーンに4Kプロジェクターで絵画を投写し、国宝や重要文化財を含む40作品以上が鑑賞できる。アルステクネが開発した独自のDTIP(超高品位3次元質感記録処理技術)により、浮世絵を3Dデータとして組み上げ、20億画素の超高精細なデジタルリマスター化を実現。和紙の繊維1本1本や、金箔、切箔などの素材や表現の緻密な違いまでも再現しているという。

会場イメージ

なお、会場内は写真撮影が可能なエリアがあるほか、解説シアターでは作品のディテールを拡大して確認することもできる。

開催は7月16日(金)から9月9日(木)で、上映作品が毎日変わるダブルプログラムとなっている。チケットは5月21日(金)12時から販売を開始し、一般2,000円、大学生・専門学校生は1,500円、中学生・高校生は1,000円。満70歳以上、小学生以下、障がい者の方(添付者原則1名まで)は入場無料。

■イベント詳細
『巨大映像で迫る五大絵師 -北斎・広重・宗達・光琳・若冲の世界』
会期:7月16日(金)〜9月9日(木)
開館時間:午前10時30分〜午後7時30分(入館は閉館の60分前まで)
会場:大手町三井ホール
東京都千代田区大手町1-2-1 Otemachi One 3F

主な上映作品
葛飾北斎  冨嶽三十六景「神奈川沖浪裏」「凱風快晴」「山下白雨」、 他
歌川広重  東海道五拾三次「日本橋 朝之景」「蒲原 夜之雪」「庄野 白雨」、 他
俵屋宗達  国宝「風神雷神図屏風」
尾形光琳  重要文化財「風神雷神図屛風」、 「菊図屏風」、 「雪松群禽図屏風」
伊藤若冲  重要文化財「仙人掌群鶏図」、 「百花の図」

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