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17歳の女の子をモデルに

プロジェクト参加でVTuber響木アオと握手!リアル“アオちゃんの手”製作、「Project ToucH」始動

公開日 2019/08/01 12:17 編集部:押野 由宇
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株式会社ハローが “Project ToucH” の始動を7月31日に発表。プロジェクト第一弾の目標を「握手」と設定し、VTuber「響木アオ」と握手できる「アオちゃんの手」を製作する。

「Project ToucH」始動

8月2日18時よりCAMPFIREでクラウドファンディングがスタート。このクラウドファンディングの賛同者をプロジェクトメンバーとして迎え入れ、支援のリターンとして「響木アオ “Project ToucH” 記念ライブ」と「“Project ToucH” お披露目握手会」に参加できる。このお披露目握手会にて、完成した「アオちゃんの手」と握手ができる。

VTuber「響木アオ」

Project ToucHは、「物理的に触れることをテーマに、最先端技術を駆使して実験・イベントを繰り返す人類の挑戦」であると説明されるプロジェクト。今回の握手会の実現に向けては、大阪大学工学部/大学院工学研究科の中西英之准教授と共同で取り組んでいく。

プロジェクトの仕組みのイメージ

中西准教授研究室では「ロボットハンドによる遠隔握手によって、遠隔にいる相手の存在感をいかにして高められるか」を研究しており、握手の感覚をよりリアルに近づける事で存在感も増幅されると考えた結果、十分な握力、人肌のような温かさ・柔らかさを実現できるロボットハンドを製作した。

技術イメージ

これをもとに、「アオちゃんの手」を再現するべく、17歳の女の子をモデルにし、手の柔らかさや手の質感、弾力感、水分、握力から体温まで、専門家と幾度も議論を交わして検証を進めているという。

ロボットハンドの製作イメージ

今回のクラウドファンディング終了と共に、プロジェクトメンバー専用の会員サイトを公開。研究開発の進捗や情報を得ることができるだけでなく、メンバー同士が交流できる場所や「共に創る」ことを味わえる企画も用意する予定としている。

例として、場所はどこか、触り方はどうかなど「握手するシチュエーションを皆様に考えてもらうかもしれません」とのこと。また、握手はスタートに過ぎず、胴体や足、頭なども製作予定であり、髪を撫でる、足先をツンツンし合う、ほっぺを触るなど、納得のいくところまで挑戦していきたいとプロジェクトページには記載されている。

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