STEM教育関連レポート

<おもちゃショー>ソニーのロボットトイ「toio」に新作/ガンダム「ザク」を組み上げるプログラミング講座【動画あり】

編集部:小野佳希
2019年06月13日
玩具関係のメーカーや商社が集うイベント「東京おもちゃショー」が開幕。近年盛り上がるSTEM教育関連では、ソニーがロボットトイ「toio」の新作を発表。また、バンダイはガンダムの「ザク」を作り上げるロボティクス/プログラミング講座「ZEONIC TECHNICS」の詳細を明かした。

バンダイは「ザク」を組み立てるキットとスマホアプリでプログラミングを学ぶ「ZEONIC TECHNICS」をデモ

■ソニーのロボットトイ「toio」専用タイトルに第4弾『トイオ・ドライブ』

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、ロボットトイ「toio」の専用タイトル第4弾『トイオ・ドライブ』を2019年秋に発売すると発表した。価格や詳細な発売時期などは未定。

「toio」の専用タイトルに第4弾『トイオ・ドライブ』を追加

その名の通り自動車をテーマにしており、toioをハンドルにして車を操作することをプログラミング可能。絶対位置検出技術と自動制御によって、マット上の街の中で起こる様々なイベントの中で“運搬”、“追跡”、“巡回”といったミッションを攻略したり、サーキットで“vsレース(バーサスレース)”や“バトル”など様々なあそびを楽しむことができるほか、マットを使用しなくてもユーザーが自分で自由にコースをレイアウトして競争やドライブを楽しむことができるという。

次々に発生するお仕事やトラブルを解決して、街のヒーローを目指す「シティミッションモード」、走行テクニックを駆使して様々な対戦プレイを楽しむことができる「バラエティモード」という2つのモードを用意。シティミッションモードでは、運搬、巡回、牽引、追跡、護衛など30種類以上のミッションを用意し、ミッションコンプリートごとに入手できるスターを集めれば集めるほど各種チューニングが可能になる。

バラエティモードでは、チューニングした車でタイムを競う「vsレース」などの遊びを用意。相手に勝てるようカスタマイズした車でバトルする「カーレスリング」、コンピューターが指定した番号や目印を取り合う「コール&キャッチ」、自分だけのオリジナルコースを作って遊べる「フリードライブ」も用意している。

東京おもちゃショー会場では、日産自動車とコラボ。ブースでの試遊体験者全員に、toioのキューブ型ロボットにかぶせることもできる、ミニバン「セレナ」のペーパークラフトを配布するなどもしている。

ブースでの体験者には日産セレナのペーパークラフトなどをプレゼント

■ザクの組み立てとプログラミングでSTEM教育「ZEONIC TECHNICS」、10月予約開始

バンダイは、ガンダムの「ザク」を作り上げるロボティクス/プログラミング講座「ZEONIC TECHNICS」を正式発表。10月から受講予約を開始予定であることなどを明かした。なお価格は現時点では未定。最新情報を適宜案内するメールマガジンの登録を公式サイトから受け付けている。



ジオニック社のMS(モビルスーツ)開発を体感しながら、ロボティクスの基礎やプログラミングの概念を学べる、中学生以上を対象としたSTEM学習コース。

サーボモーターや対物センサー、基板などのキットを組み立てるとともに教本でロボティクスの基礎を学び、専用スマホアプリでプログラミングしてザクを動かす。ザクは全高約30cm、1/60スケールで、全身17個のサーボモーターを近藤科学製RCB-4miniをベースに新設計された基板「SmartBridge」でコントール。ジャイロセンサーや対物センサーによって二足歩行ができる。もちろん頭部のモノアイは可動および点灯可能だ。

カリキュラムは「頭部の組み立て」「機体上部の組み立て」「機体半身の組み立て」「機体の完成」という4段階。機体組み立てまで終了するとジオニック社から受講証明書が発行される。その後は、独自のモーション設定などの、より本格的なプログラミング学習を提供する予定だという。

プログラミングはスマホアプリのみで完結。上級者はさらなるカスタマイズも可能

また、上級者は近藤科学が提供する無料PCソフト「HeartToHeart4」を使用して、本格的なモーション開発することも可能。近藤科学が発売するオプションパーツを使って機体や動きをカスタマイズすることができる。今後は動画によるメカニックコンテストも実施予定だとしている。

東京おもちゃショー2019は6月16日(日)まで東京ビッグサイトで開催。一般公開日は15日(土)と16日(日)の2日間で、両日ともアニメキャラや特撮ヒーローなどが登場するステージショーも予定されている。

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