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プロの作品と並んで掲載

Amazon、マンガ作品をセルフ出版できる「Kindleインディーズマンガ」

2018/07/05 編集部:押野 由宇
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Amazon.co.jpは、マンガ作家が自作の作品をKindleストア上に手軽に無料でセルフ出版できる新しいプログラム「Kindleインディーズマンガ」を、本日7月5日より開始した。

同プログラムにより、Amazon.co.jpにてアカウントを作成するだけで、自作のマンガ作品を無料で公開可能となる。無料マンガの公開は、電子書籍のセルフ出版サービスであるKindleダイレクト・パブリッシング(KDP)のアカウント登録だけで行うことができ、諸税や銀行口座情報の登録などは必要ない。

JPEG画像または電子書籍用ファイルをアップロードするだけで、さまざまなジャンルのマンガを1ページから公開できる。

インディーズマンガとして公開された作品は、プロのマンガ家による人気作品と並んでKindleストアで掲載される。また、インディーズマンガを紹介する専用のページも用意され、読者はiOS/Androidのスマートフォンやタブレット向けの無料のKindleアプリ、Kindle電子書籍リーダー、Fireタブレット、Kindle Web Readerなどを通じて、無料のインディーズマンガを含めKindleストア上のすべてのマンガ作品を読むことができる。

またKindleインディーズマンガの開始に合わせ、Amazonでは総額2,000万円に上る「インディーズ無料マンガ基金」を創設した。7月5日から12月31日までの約6ヶ月の間に、基金から総額2,000万円が分配される予定で、Kindle ダイレクト・パブリッシングで無料マンガを公開し、作品を「インディーズ無料マンガ基金」に登録したマンガ作家は誰でも基金から分配の可能性を得ることができる。

実際に分配を受ける作品およびその分配の金額は、作品の人気度を基準にAmazonが決定。まずは最初の約1ヶ月27月5日〜7月31日)で上位20名に選ばれたマンガ作家に、それぞれ10万円が支払われる予定となっている。

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