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料金見直しも実施され、より利用しやすく

ベルリンフィル「デジタルコンサートホール」が無料視聴キャンペーンを実施

公開日 2010/02/24 10:26 ファイル・ウェブ編集部
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「デジタルコンサートホール」
ベルリンフィルの定期公演を、インターネット経由でリアルタイム/アーカイブで楽しめる画期的なサービス「デジタルコンサートホール」。コンサートホールの感動を自宅にいながらにして楽しめるネットサービスが、より利用しやすくなった。無料で楽しめるキャンペーンや、料金の見直しが行われている。

■3月15日〜4月30日まで無料視聴キャンペーンを実施
   − ラトル指揮のハイドンが無料で楽しめる!

ラトル指揮のハイドン「交響曲第92番《オックスフォード》」を無料で楽しめるキャンペーンが3月15日〜4月30日まで行われる。この演奏は2008年11月1日に収録されたもの。現在EMIから発売されている「ブラームス:交響曲第1番」の前プログラムとして演奏された。非常に高い評価を得ており、ベルリンの日刊紙「ターゲスシュピーゲル」は「ハイドンの《オックスフォード》は、ラトルとベルリン・フィルのむつまじい関係を明らかにするものであった。これほどユーモアに溢れ、明確な正確表現を持ち、細部にわたるまで磨き抜かれたハイドンは、他では聴けないだろう」と評している。

視聴するには、デジタルコンサートホールのトップページ(http://dch.berliner-philharmoniker.de/へアクセスし、キャンペーン画像をクリックする。

■料金システムが12ヶ月チケットへ変更。よりお得に!

これまでデジタルコンサートホールはシーズン会員券方式となっており、9月から翌年8月末までの一定期間有効だったが、途中から購入したユーザーは同じ料金を払っても有効期間が短くなってしまっていた。

しかし3月1日から料金システムを変更。購入日から12ヶ月有効になる「12ヶ月チケット」として利用できることになった。なお既に今シーズンの会員券を購入しているユーザーも、自動的に有効期限を「購入日から12ヶ月」へ変更される。

新しい「12ヶ月チケット」の料金は149ユーロ(約18,900円)で、既存のシーズン会員券と同じ価格だ。

さらに、「30日チケット」を値下げ。これまで39ユーロ(約4,850円)だったが、29ユーロ(約3,600円)と更に購入しやすい価格になった。また、有効期限が切れる前に差額(120ユーロ)を払えば「12ヶ月チケット」へのアップグレードも可能だ。

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