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iFi audio、「iDSD GR 2」と「iDSD GR 2 MT」を比較試聴

<ヘッドフォン祭>em、開発中のMEMSドライバー搭載USB-Cイヤホンを初公開/FIIO、初公開のデジタルトランスポート「DT11」が最注目

公開日 2026/11/07 15:35 編集部:岡本 雄
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ヘッドホンやイヤホンなどポータブルオーディオ関連ブランドが多数集う、フジヤエービック主催の展示試聴イベント「秋のヘッドフォン祭 2025」が、ステーションカンファレンス東京にて本日11月1日(土)開催された。本稿は、エミライ(605A)ブースの模様をご紹介する。

エミライ自社ブランド「em」、開発中のUSB-Cイヤホンが参考出展

本イベントでの大きな目玉は、エミライ自社ブランド「em」の有線イヤホン「NEXIEM Liner」の参考展示だ。まだ開発中で、発売時期も価格も未定。ブースに用意されているのは最新段階の試作品、本イベントでは試聴体験が可能となっている。

エミライ自社ブランド「em」のMEMSドライバー搭載USB-C有線イヤホン「NEXIEM Liner」

xMEMS社製のフルレンジMEMSドライバー「Montara Plus」搭載。このドライバーを駆動すべく、USCケーブル部に専用バイアスアンプ「Aptos2」と384kHz/32bit対応DAC「CX31993」を内蔵する。

今回のイベントでは、内部設計の調整が異なる2種類の個体を用意しており、比較しながら視聴することができる。音の違いについての公式見解はまだないとのことで、ブーススタッフは「来場者の生の声を聴いてフィードバックしたい」と語った。

USB Type-Cプラグを採用。インラインリモコンも搭載する

イヤホン本体は2PINコネクターで着脱可能。基本環境としてPCから直接ハイレゾストリーミングを再生しているが、USB Type-CリケーブルとiFi audioのポータブルアンプ「iDSD Valkyrie」のセットも用意されており、さらに駆動電力を確保した環境に切り替えて試聴することもできる。

イヤホン本体は2PINコネクタで着脱可能。ブースのUSB Type-CリケーブルとiFi audioのポータブルアンプ「iDSD Valkyrie」のセットを使用することもできる

FIIO、未発売製品の初公開が目白押し!

エミライ取り扱いブランド・FIIOのトピックは、本邦初公開となるポータブルデジタルトランスポート「DT11」だ。ブランド初のデジタルトランスポートで、DACやヘッドホンアップを持たないデジタル出力特化モデル。ユーザーの好きなDAC/アンプの音をデジタルで楽しめるとしている。

FIIO、ポータブルデジタルトランスポート「DT11」を初公開

クロックには、フラグシップDAP「M27」を踏襲したFPGAとリバーエレテック製高精度フェムトクロックによる回路を搭載。出力端子は同軸×1、同軸/光兼用×1、USB Type-Cを搭載。本体背面にはマグネット吸着機構を内蔵しており、ブースにあるFIIOのポータブルDAC/アンプと組み合わせて試聴することができる。

イベント前からアナウンスしていたこともあり、本機の試聴ブースには会場すぐから来場者が訪れており、注目度の高さが窺える。発売は今冬とのことで、価格は未定。

出力端子は同軸×1、同軸/光兼用×1、USB Type-C

そのほか、FIIOからは未発売のポータブルBluetoothアンプ「BTR19」が登場している。“BTRシリーズ”の最新機種にして、「BTR17」に次ぐ新たなフラグシップモデルになるとのことで、発売は2026年12月を予定し、価格は59,400円前後になる見込みとのこと。

DACチップにはESS社「ES9027PRO」をデュアルで搭載。TIオペアンプ回路は10基も盛り込み、最大1,500mWの高出力を達成。幅広いクラスのイヤホン・ヘッドホンを組み合わせることができる。本体背面にはマグネット装着機構を備え、前述のポータブルデジタルトランスポート・DT11と組み合わせてのデモンストレーションも可能。

さらにブースには、既存の「BTR13」に次ぐミドルクラスの最新機種「BTR25」も参考展示。こちらも12月発売予定で、想定価格は21,560円前後。BTR19と比較しながら視聴することもできる。

FIIO、ポータブルBluetoothアンプ “BTRシリーズ”の最新フラグシップモデル「BTR19」を初お披露目

ミドルクラスの最新機種「BTR25」も参考展示

ほかにもFIIOからは、本邦初公開となる平面磁界型ドライバー採用の開放型ヘッドホン「FT15」(今冬発売予定/想定価格88,000円前後)や、ブランド初のCDプレーヤー「DP11」(今冬発売予定/想定価格3,300円前後)が参考出展されるなど、未発売製品の展示が目白押しとなっている。

平面磁界型ドライバー採用の開放型ヘッドホン「FT15」も初公開

ブランド初のCDプレーヤー「DP11」も参考展示

iFi audio、グラミー賞プロデューサーが手がけたDAC/ヘッドホンアンプ

iFi audioからは、本邦初公開のポータブルDAC/ヘッドホンアンプ「iDSD GR 2 MT」が参考出展されている。発売は今年の冬、価格は132,000円前後になる予定だという。

既存の「iDSD GR 2」をベースとしつつ、グラミー賞受賞プロデューサー、スティーブ・レヴィーン氏のチューニングを採用した“Master Tuned”モデル。そのほか、内部回路やアンプのコンデンサーに変更を加えて高音質化を図ったとしている。

ブースではiDSD GR 2も並べて展示されており、サウンドの違いを確かめながら試聴することができる。

iFi audio、本邦初公開のポータブルDAC/ヘッドホンアンプ「iDSD GR 2 MT」

また、据え置きのDAC/アンプ「iCAN Phantom 1.5」も、本イベントにて初公開。フラグシップモデル「iCAN Phantom」からさらに進化されたモデルだと説明。具体的にはゲインの設定幅を拡大したとのことで、より使い勝手が向上したとアピールしている。

ブースではフラグシップ・ネットワークプレーヤー「iDSD Phantom」と組み合わせた贅沢な再生環境で試聴することができる。発売時期、価格はともに未定。

DAC/アンプ「iCAN Phantom 1.5」も初公開

eversoloとLuxsin Audioも早速ラインナップ

また、昨日にエミライが国内での取り扱い開始を発表した、eversolo(エバーソロ)とLuxsin Audio(ラクシン・オーディオ)の製品も早速登場している。

eversoloからはネットワークトランスポート「T8」が、Luxsin Audioからは据え置き型DAC/アンプ「X9」がラインナップ。会場では、Qobuzといった高音質ストリーミングでのデモが行われていた。

eversolo、ネットワークトランスポート「T8」

Luxsin Audio、DAC/アンプ「X9」

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