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特殊多層コーティングで銅の酸化/変色を防止

Astell&Kern、最上位真空管DAP「A&ultima SP4000T」に純度99.98%以上の銅筐体を採用したCopperモデル

公開日 2026/10/09 11:00 編集部:原田郁未
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アユートは、同社取り扱いブランドAstell&Kernから、純度99.98%以上の銅筐体を採用した限定DAP「A&ultima SP4000T Copper」を10月17日(土)に発売する。希望小売価格は693,000円(税込)。直販サイト「アキハバラe市場」および正規取扱販売店にて販売する。

 A&ultima SP4000T Copper

今年7月に発売された真空管搭載フラグシップDAP「A&ultima SP4000T」をベースに、筐体素材をステンレス鋼316Lから純銅へ変更。“Reimagine Analog Sound”のテーマのもと、オリジナルモデルとは異なる真空管サウンドの表現を追求したという。

同社では、銅の高い導電性や電磁シールド性能を生かし、信号損失や外部ノイズの影響低減を図ったと説明。銅ならではの共鳴も、4基の真空管による温かみのあるサウンドに自然な奥行きをもたらすとしている。素材選定からサウンドチューニングまでを一体として作り込んだという。

酸化しやすい純銅の特性に対応するため、表面には特殊な多層コーティングを施工。酸化や変色を抑えるとともに表面強度を高め、銅の深みのある色合いと光沢を維持しやすくしたとしている。外形寸法は85.7W×150H×19.5Dmm、質量約592g。

音響回路には、MILスペック準拠のRAYTHEON製ビンテージ・ミニチュア真空管「JAN6418」を左右各2基、計4基搭載。ノイズ/ゲイン特性を精密に測定してペアリングする独立デュアル真空管構造を採用した。独立したモジュール式フレキシブルPCBと多層構造による第2世代マイクロフォニックノイズ対策も施す。

真空管「JAN6418」を計4機搭載

アンプは「OP」「TUBE」「HYBRID」を切り替えるトリプルアンプシステムを採用。TUBEモードでは三極管/ウルトラリニア/五極管の3方式を選べ、真空管電流も3段階で調整できる。これらを組み合わせ、同社によると最大54通りの音質設定に対応。「アナログ・サウンド・パレット」と呼ぶ幅広い音作りを実現するという。

DAC部はAKM「AK4499EX」とデジタル・デルタシグマ・モジュレーター「AK4191EQ」を各2基搭載し、独自の「HEXAオーディオ回路構造」でデジタル/アナログ信号を分離。オペアンプを水平並列配置する「High Driving Mode」で駆動力を高め、安定した出力と微細なディテール表現の両立を図る。群遅延を抑える「ESA(Enhanced Signal Alignment)」、信号損失を低減する「Any Layer HDI PCB」も採用する。

内部イメージ

OSはAndroid 15ベースのFull Android OS。ストリーミングアプリの音声処理には「ADP(Astell&Kern Direct Path)」を採用し、高度なアップサンプリングを行う「Advanced DAR」にも対応する。

6インチ/2,160×1,080のタッチスクリーンとオクタコアCPUを搭載。内蔵ストレージは256GBで、最大2TBのmicroSDカードに対応する。再生はPCM最大768kHz/32bit、DSD512(22.4MHz/1bit)までサポートする。

出力は光デジタル兼用の3.5mm 3極アンバランスと、4.4mm 5極バランスを装備。最大出力電圧はそれぞれ4.2Vrms/8Vrmsとなる。Wi-Fiは2.4GHz/5GHz帯、BluetoothはVer.5.2に対応し、SBC/AAC/aptX HD/LDAC/LHDCをサポートする。

 3.5mm3極アンバランスと、4.4mm5極バランスに対応

バッテリーは7,450mAhで、PD 3.0利用時の充電時間は約5時間、連続再生時間は約10時間。SP4000T専用レザーケース、イヤホン携帯用レザーポーチ、USB Type-C to Type-Cケーブル、画面保護シート、microSDカードスロットカバーを同梱する。

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