<ポタフェス>GRADOが開放型ヘッドホンのラインナップを一新/ブリスオーディオのラインナップを一斉試聴
7月11日(土)、12日(日)の2日間、東京・秋葉原にてe☆イヤホン主催のポータブルオーディオ展示試聴イベント「ポタフェス 2026夏 秋葉原」が開催中。本稿では、ベルサール秋葉原2Fにて出展しているナイコム(GRADO/Kiwi Ears/LETSHUOER/ORIVETI/THIEAUDIO/TRIPOWIN/ZiiGaat)、ブリスオーディオのブースレポートをお届けする。
ハウジング技術を活かした個性豊かな新しいGRADO「Classicシリーズ」
様々なブランドを取り扱うナイコムは、新製品が発売されたばかり、もしくは発売予定の7ブランドをピックアップして展示。イヤホン・ヘッドホンを中心とした各種アイテムを揃えている。
GRADOは、現在の開放型ヘッドホン “Classicシリーズ” “Statementシリーズ” “Referenceシリーズ” を全てClassicシリーズに統一してラインナップを刷新。今後は最上位ラインである “Signatureシリーズ” と2ラインでの展開となるという。イベントでは、新しいClassicシリーズ7モデルを試聴できる。
各モデルはハウジングおよびケーブル素材に合わせてチューニングされており、振動板の素材、口径、設計などは微妙に異なるという。
「SR60」「SR80」「SR325」の3モデルは44mm径ダイナミックドライバーを搭載。SR325のみハウジングにアルミニウムが採用されるほか、前モデルからヘッドバンドが刷新され、装着感がアップした。
数量限定モデルが改良されラインナップに加わった「Hemp」も。ハウジングは麻の美しい外観と、圧縮された繊維による適度なダンピング効果に着目し、麻(ヘンプウッド)とメープルをハイブリッドで採用している。
ほか「RS1」はココボロ/麻/メープル、「GS1000」はマホガニー、「GS3000」はココボロ/アルミニウムを使用。ちなみに、いずれもリケーブルには非対応で、バランス接続が可能な「Balanced」モデルがそれぞれラインナップされている。
ORIVETIからも、8月中旬までに発売予定という、ブランド初のポータブルUSB-DAC/アンプ「TWIN REVIVE」を参考出展。
MagSafe対応の伸縮性ホルダーとセットになっており、スマホとの組み合わせに最適な製品だとのこと。さらに筐体は三角柱の形状をしており、装着時、スマホスタンドとしても活用できるという。
DACチップはESS「ESS9281AC PRO」を採用、アンプは「RT6863C」2基をディスクリート構成で搭載する。再生はPCM 最大768kHz/32bit、DSD512に対応。入力はUSB Type-C、出力は3.5mmステレオミニ、4.4mmバランスをそれぞれ装備する。実用最大出力は4.2Vで、ヘッドホンも鳴らせる仕様とのこと。
担当者は「ブランドとしては初めてのDAC製品ですが、サブブランドであるLYPERTEKではワイヤレス製品の開発も行っています。そこで培った通電系のノウハウを活かして開発に取り組みました」と説明してくれた。音質の傾向としてはORIVETIらしい、バランスの取れたナチュラルサウンドとのこと。
7月17日(金)に発売となるKiwi Earsの型イヤホン「Chorus」も。最新世代の「DLC(ダイヤモンドライクカーボン)振動板を採用したダイナミックドライバーを搭載し、俊敏でレスポンスに優れた再生を実現。日常的なリスニングに幅広く対応する、正確で歪みの少ないサウンドが特徴だという。


ブリスオーディオはケーブル各種/イヤホン/ヘッドホンアンプなど豊富に揃える
ブリスオーディオでは、イヤホン「IBUKI」とポータブルヘッドホンアンプ「WATATSUMI」のセット、インターコネクトケーブル「AKAGANE XLR」、さらに新作ヘッドホンアンプの試作機(Ver.4)など各種製品を用意。幅広いラインナップをそれぞれ組み合わせて試聴できる。


ヘッドホンアンプの試作機も着々とバージョンアップ。製品版向けの試作ケースが完成し、現バージョンのアルミ筐体でサイズ感などはほぼ完成版に近いという。基板も更新を行い音質をブラッシュアップした。現在は量産の準備中で、発売時期はまだ未定とのこと。
このヘッドホンアンプはデスクトップ周りで使い勝手のよいサイズ感とUSB Type-C給電を備え、価格やサイズに対して充実した低域再生を行えることをコンセプトの開発を続けているモデル。
FUGAKUやWATATSUMIで培った回路技術をもとに、電子ボリュームICに「MUSES72320」を搭載した低ノイズ電源回路を完全新規の設計している。

