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オープンソース/ロイヤリティフリーのコーデック

次世代映像コーデック「AV2」が年末登場予定。圧縮率がさらにアップ

公開日 2025/09/17 13:30 編集部:成藤正宣
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オープンな動画フォーマット/コーデックの開発に取り組む非営利団体Alliance for Open Media(AOMedia)は、次世代映像コーデック「AV2」を年末にリリースすることを発表した。

AOMediaは、Amazon、Apple、Cisco、Google、Intel、Microsoft、Mozila、Netflix、NVIDIAといった企業により運営されている非営利団体で、2018年にはオープンソース/ロイヤリティーフリーの映像コーデック「AV1」を発表。既存のコーデックに比べ圧縮率に優れることから、YouTube、Netflixなど動画ストリーミングサービスを中心に採用が進んでいた。

この度アナウンスされたAV2は、AV1を大幅に上回る圧縮性能を実現したという次世代コーデック。AR/VRアプリケーションへのサポート強化をはじめ、複数番組の分割画面配信、画面上のコンテンツ処理能力の向上、そしてより幅広い画質範囲への対応が可能になるとしており、AOMediaではAV2を “オープンかつ革新的なメディア体験の未来への道筋における重要なマイルストーン”  と位置づけている。

AOMediaが参画メンバーを対象に行った調査によれば、調査対象のメンバーのうち53%が、今年後半の最終仕様確定から12か月以内にAV2の採用を予定しており、また88%が今後2年以内の採用を予定しているとのこと。

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