SHANLING、豊かな音色のエントリーハイブリッドイヤホン「SONO S」
MUSINは、同社取り扱いブランドSHANLINGから、1BA/2ダイナミックの3ドライバーハイブリッドイヤホン「SONO S」を、9月19日より発売する。オープン価格だが、市場では税込11,880円前後での実売が想定される。カラーバリエーションはシルバー/グレーの2色。
高域にBAドライバーを1基、低域と中域にそれぞれ大きさの異なるチタンコーティングダイナミックドライバーを1基ずつ配置する3ドライバーハイブリッド構成を採用。装着性にも配慮し、エントリークラスながらコアユーザーでも楽しく使える豊かなサウンドと快適性を目指したという。
高域のBAドライバーは、SHANLINGの専任エンジニアによる厳格な基準を満たした、カスタマイズされた高域専用のBAドライバーを採用。楽器の高域から超高域までのパフォーマンスに優れており、透明度が高く、光沢感のある高域サウンドを再現可能だとする。
2基のサイズの異なるダイナミックドライバーは同軸上に配置し、さらに専用のクロスオーバー設計を採用することで、各帯域の繋がりを自然で滑らかに調整。低域側には9.2mmチタンコーティングコンポジットダイヤフラムを採用し、深く沈み込む低域と、弾力と制御された力強さのバランスを追求した。中域には、一回り小さい6.8mmチタンコーティングコンポジットダイヤフラムを採用し、ピュアで澄み切ったサウンドを響かせるとしている。
加えてダイナミックドライバーには、国内の大黒製HCCAWボイスコイルと、N50高効率デュアルマグネティック回路システムを採用し、軽量性と高いエネルギー変換効率を両立。容易な駆動性能を確保しながらも、出力信号の歪みを低減し、広いダイナミックレンジにより豊かな重奏感と臨場感を叶えるとのこと。
シェルは亜鉛合金素材のメタルを採用し、高精度金型による一体成型設計で形成。手作業による研磨仕上げを行なっている。シェル部分はわずか8.3gと軽量な設計となっているほか、フェイスプレート部は4つのパネルで立体的な光と影を表現した。
交換可能な2種類のサウンドフィルターを付属。周波数バランスのとれたクリアで爽やかな音調のニュートラルフィルター(ブラックリング)と、低域の厚みが増し臨場感が強化されるアンビエンスフィルター(レッドリング)を選択できる。
ケーブルは0.78mm 2Pinコネクターによる着脱に対応。32本のOFC銀メッキ線を採用した4芯ケーブルが付属する。プラグは3.5mmステレオミニで、長さは約1.3m。
周波数特性は20Hz - 40kHz、感度は103±3dB、インピーダンスは16Ω。本体質量は片側約8.3g。



