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おなじみのギターアンプ風デザインを継承

マーシャル、ブランド初の5.1.2chサウンドバー「HESTON 120」。HDMI入力やBluetoothもサポート

公開日 2025/05/21 12:10 編集部:成藤正宣
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Marshall(マーシャル)は、ブランド初の5.1.2ch サウンドバー「HESTON 120(ヘストン120)」を発表した。国内でも6月3日(火)よりECサイトにて発売予定で、価格は169,990円(税込)。また小売店でも9月16日(火)から販売開始を予定する。

Marshall「HESTON 120」

11基のドライバーユニットを搭載と計150Wの出力により、Dolby AtmosやDTS:Xの立体音響、臨場感あふれるサウンド、深みのある低音が楽しめるとするモデル。特に低域設計は、専門的な調整により深く、豊かで明瞭な低音を実現したとアピール。アクション映画の迫力ある効果音から、楽曲のグルーヴまで、全身で感じることができるパワフルな低音が魅力だとしている。

5.1.2chのサウンドバー

デザインはMarshallらしいギターアンプを彷彿とさせる意匠を採用しており、金色のノブ、質感豊かなレザー調の外装、ブラッシュ仕上げの金属パネルなどをあしらう。天面に配置された3つのノブからは、それぞれ音量、低音/高音バランス、入力ソース切替を操作可能。お気に入りの機能などを登録できる3つのプリセットボタンも装備する。

ギターアンプを彷彿とさせるデザインを採用。天面に各種調整ノブやモード切替ボタンを配置する

また、コンテンツや時間帯に合わせて音質を調整できる4つのサウンドモードを搭載。臨場感や迫力を高めるMovieモード、音楽の魅力を最大限に引き出すMusicモード、ノイズが多い環境でも会話をクリアに聞き取れるVoiceモード、深夜帯などに周りに配慮して静かに視聴できるNightモードを備える。

入力出力端子は、HDMI✕2(うち1つがeARC対応)、USB Type-C✕1、RCA✕1、サブウーファー✕1、イーサネット✕1を装備。Wi-Fi 6およびBluetooth5.3にも対応し、Airplay 2やGoogle Cast、Spotify Connectなどを利用可能。BluetoothコーデックはAAC/SBC/LC3をサポートする。

背面の端子部分

このほか専用スマートフォンアプリが用意され、各種設定変更、イコライザー設定、内蔵マイクを使用した音響補正、プリセット登録などが行える。また、別売オプションとして壁掛け金具も用意する。外形寸法は1100W×76H×145Dmm、質量は約7kg。

本製品について、Marshall Group シニアプロダクトマネージャー Anders Olsson氏は、「多くのユーザーが音楽を楽しむためにサウンドバーを使用していますが、市場に出回っている多くの製品は、テレビと音楽の両方に最適化されているとは言えません。だからこそ、音楽とオーディオの分野で長年培ってきたMarshallの経験とこだわりが、ここで真価を発揮します」とコメント。

また、オーディオテクノロジーおよびチューニングリードのEd Camphor氏は、「HESTON 120のチューニングには、何百時間もの時間をかけてきました。Marshallにとって、テレビと音楽のどちらか一方に偏るのではなく、両方に同じだけの時間と情熱を注ぐことが非常に重要だったのです。あらゆる映像や音楽コンテンツに対して最高のオーディオ体験を届けるために、内部のすべての構成要素が、それぞれ明確な役割を持つように設計されています」と述べている。

なお同ブランドでは今後、シリーズ製品「HESTON 60」や、サブウーファー「HESTON Sub 200」も発売予定。詳細は数か月以内にアナウンスするとのこと。

 

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