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50V型/43V型の2モデルを用意

パナソニック、BDレコーダー一体型“VIERA”「MR770」。録画番組の倍速視聴モード搭載

公開日 2023/09/26 15:47 編集部:松永達矢
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パナソニックは、 4K液晶テレビ“VIERA”(ビエラ)に4Kブルーレイディスクレコーダーを組み込んだ一体型モデル「TH-50MR770(50V型)」「TH-43MR770(43V型)」の2機種を、10月20日(金)に発売する。価格はオープンだが、50V型が税込27万円前後、43V型が税込22万円前後での実売が予想される。

「TH-50MR770」(写真左)、「TH-43MR770」(写真右)

スタンド部分に2TB HDDと4K Ultra HD ブルーレイ再生に対応したディスクレコーダーを備えた一体型モデル。レコーダーをテレビと一体化したことで、容易な設置とリモコンやUIのシンプル化による直感的な操作を実現したと同社は説明している。

スタンド部分に4K Ultra HD ブルーレイ再生に対応したディスクレコーダーを備える

地上デジタル/BSデジタル/110度CSチューナーを3基、BS4K/110度CS4Kチューナーを2基搭載。内蔵ハードディスクやUSBハードディスクに2つの裏番組を録画できる2番組同時裏録に対応している。

予約することなく指定した時間帯のドラマを内蔵HDDに自動で録画する「ドラマ1クール自動録画」機能も搭載する。新作ドラマの初回放送の見逃しを防ぐだけでなく、あとから話題になった番組も簡単に探して視聴することができる。

時短・タイパ(タイムパフォーマンス)ニーズに応え、音声付き早見再生にも対応。HDDに録画された番組の再生中にリモコンの「再生」ボタンを押すことで1.3倍速/1.6倍速/2.0倍速の速度で録画番組を再生する。時間がないときでも録画番組を短時間で効率よく見られると同社はアピールしている。

ネット動画サービスのように録画番組の中から、気になるシーンを1分ごとの画像でサーチできる「プレビューサーチ」機能も備える。

HDRフォーマットはHDR10/HDR10+/HLG/ドルビービジョンをサポート。細分化されたエリアでの映像信号処理によって、高コントラストを実現する「エリアコントラスト制御PRO」や地上デジタル放送などのSDR映像を高画質なHDR映像に変換する「AI HDRリマスター」、シーンに応じて明るさやコントラストを適切に高画質化処理する処理アルゴリズムにより明暗の表現力を高めた。

その他の高画質化技術として、放送や映画など100万を超える映像のシーンから構成される学習用データベースを学習したAIによる「オートAI画質」、3次元カラーマネジメント回路(3D-LUT)を搭載した「ヘキサクロマドライブ」、高輝度でも色鮮やかな映像を実現する「ハイブリッドトーンマッピング」を搭載する。

付属のBluetoothリモコン

音質については、合計最大出力30W(15W×2)の「ダイナミックサウンドシステム」を搭載。低ノイズ・低歪みを実現するため、映像と音声で回路を分離し、ハイエンドオーディオにも採用される独立した音声処理回路を備える。

また、ゲームのジャンルに合わせた2つの音声モードを搭載。ゲーム(RPG)ではセリフとBGMが、ゲーム(FPS)では足音が強調されることで、よりゲームの世界への没入感を提供する。

リモコンには、Netflix/Prime Video/Disney+/U-NEXT/Hulu/ABEMA/TVer/YouTube、全8個の動画配信サービスのダイレクトボタンを搭載。その他サービスについても「スマートTVアプリ」を介して楽しむことができる。

入出力端子は共通で、HDMI×2(HDMI:2のみARC対応)、ビデオ入力×1、光デジタル音声出力×1、LAN×1、USB×2(うち1つはUSB3.0対応)、イヤホン端子×1を備える。外形寸法/質量(テレビスタンド含む)は50V型モデルが1125W×710H×301Dmm/約20.5kg、43V型モデルが974W×621H×301Dmm/約15.5kg。

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