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600台限定生産

Astell&Kern、ハウジング素材に“グレード5チタン”を採用した限定DAP「A&futura SE300 Titan」

公開日 2023/09/14 11:00 編集部 : 伴 修二郎
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アユートは、Astell&Kernより限定生産となるDAP「A&futura SE300 Titan」を発表した。国内での発売日や価格については正式決定次第改めてアナウンスされるが、発売予想時期は2023年10月、直販予想価格は399,980円前後が見込まれるとしている。

「A&futura SE300 Titan」

今年6月に発売されたプレミアムDAP「A&futura SE300」をベースに、ハウジング素材に高級腕時計にも使用される合金素材「グレード5チタン」を採用した、600台限定生産のモデル。

グレード5チタンは、チタン/アルミニウム/バナジウム構成による合金。純チタンと異なる美しい色合いや軽量でありながら優れた強度を備え、耐腐食性が高く毒性が少ないことから航空宇宙や医療の分野でも使用されている。耐熱性と電気伝導性も高く、「SE300のR-2R DACやアナログアンプ内の温度変化、電気的干渉を低減する最適な素材として位置づけられる」と説明する。

背面

精密に成形されたフロントカバーは専用の研磨装置で、波のような模様が施されたサイド部分は表面の質感が一定になるようにそれぞれ丹念に加工されている。6軸制御ロボットとエンジニアの熟練した手によって仕上げられた。

側面

ボリュームホイールとサイドキーは、スイス製の5軸無振動CNC切削機を使用して磨き上げ、さらに、表面を汚染から保護するAF(アンチ・ファウリング)コーティングを施している。ベジタブルタンニングを施した落ち着いたカーキ色の専用リアルレザーケースを付属する。

専用リアルレザーケースを付属する

ケース背面

ベースモデルとなる「A&futura SE300」は、Astell&KernのDAPプレミアムライン“A&futuraシリーズ”の新世代モデル。一般的なΔΣ(デルタシグマ)型DACチップに代えて、誤差0.01%の超精密抵抗器を48組/96個使用した、完全ディスクリート構成の24bit R-2R DACを搭載。R-2R DACに入力するデジタル信号の処理には、独自開発のFPGA(Field Programmable Gate Array)を採用している。

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