HOME > ニュース > <IFA>Shure、空間オーディオ対応「AONIC 50 第2世代」実機披露/DTS「Play-Fi Home Theater」最新アップデートをデモ

Insta360は「GO 3」など展示

<IFA>Shure、空間オーディオ対応「AONIC 50 第2世代」実機披露/DTS「Play-Fi Home Theater」最新アップデートをデモ

公開日 2023/09/01 09:20 編集部:小野佳希
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ドイツ・ベルリンで開幕する世界最大級のコンシューマーエレクトロニクスショー「IFA2023」。その前夜祭的なイベント「ShowStoppers」が開催され、ShureやDTSが、日本でも発表したばかりの新製品や新技術をさっそく披露していた。

Shureは、ノイズキャンセリング対応ワイヤレスヘッドホン「AONIC 50 第2世代」を出展。ちょうど日本でも発表されたばかりの新製品の実機が、ヨーロッパでも早速披露された。

AONIC 50 第2世代

AONIC 50の第2世代モデル。新たに搭載する「空間オーディオモード」をはじめ、ノイズキャンセリング機能の強化やSnapdragon Sound対応など、各所アップデートされている。

新機能の「空間オーディオモード」は、「音楽モード」「シネマモード」「ポッドキャストモード」という3つのモードを用意。IFAに集まった世界各国のメディアからの注目度も高く、多くの来場者が試聴したり、スタッフと話し込んだりしていた。

各種調整が可能なアプリも用意

またDTSは、これもすでにお伝えしているとおり、ワイヤレスサラウンドシステム「Play-Fi Home Theater」において、最大12チャンネル構成のイマーシブオーディオに対応したことを発表。ブースでは、フィリップス製のサウンドバーやスピーカー、テレビを使いデモを披露していた。

DTSのブース

Play-Fi Home Theaterは、最大192kHz/24bitの音声伝送をサポートするプロトコル「DTS Play-Fi」対応スピーカー、テレビ、サウンドバー間をWi-FI経由で接続し、ワイヤレスでサラウンドシステムを構築できるソリューション。テレビの内蔵スピーカーをサラウンドの一部として組み込んだり、ブランドに関係なく、対応機器を組み合わせて使用することができる。

詳細は日本での発表を受けた別記事のとおりだが、最新のアップデートで、DTS:X、Dolby Atmos、IMAX Enhancedなどのイマーシブサウンドの再生を、7.2.4chまでのスピーカーレイアウトで実現できるようになった。

そのほか、Insta360もShowStoppersに出展。日本でも6月から展開中の親指サイズアクションカム「Insta360 GO 3」などを展示している。

Insta360 GO 3

Insta360 GO 3は、親指よりも小さな筐体のアクションカム。本体にマグネットを内蔵しており、付属のマグネット付ペンダントを併用して衣服の上に取り付けたり、帽子用クリップやスタンドに固定することができる。

付属のマグネットペンダントを使って服などに取り付けることが可能

2.2型フリップ式タッチスクリーンによるリモート撮影やライブプレビューが可能な付属アクセサリー「アクションポッド」に本体を装着し、一般的なアクションカムのように使用することも可能。動画は最大2.7K(2720×1430)/30fps、静止画は2560×2560(1:1)や2560×1440(16:9)での撮影が行える。

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