HOME > ニュース > ソニー、直下型LED部分駆動に対応したスタンダード4K液晶テレビ“BRAVIA” 「X85L」

エッジ型バックライトの「X80L」「X75WL」も

ソニー、直下型LED部分駆動に対応したスタンダード4K液晶テレビ“BRAVIA” 「X85L」

公開日 2023/04/10 13:09 編集部:成藤 正宣
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ソニーは、同社4Kテレビ“BRAVIA”の新製品として、直下型LED駆動に対応したスタンダードモデル「X85Lシリーズ」をはじめ、エントリーモデル「X80Lシリーズ」「X75WLシリーズ」の3シリーズ/13機種を2023年4月22日より順次発売する。価格はすべてオープン。

各シリーズのラインナップと予想実売価格(税込)、発売日は以下の通り。

【X85Lシリーズ】
・「KJ-65X85L」:275,000円前後/5月27日
・「KJ-55X85L」:215,000円前後/6月10日

「KJ-65X85L」

【X80Lシリーズ】
・「KJ-85X80L」:418,000円前後/6月10日
・「KJ-75X80L」:308,000円前後/6月10日
・「KJ-65X80L」:242,000円前後/4月22日
・「KJ-55X80L」:187,000円前後/4月22日
・「KJ-50X80L」:165,000円前後/4月22日
・「KJ-43X80L」:154,000円前後/4月22日

【X75WLシリーズ】
・「KJ-75X75WL」:242,000円前後/7月15日
・「KJ-65X75WL」:187,000円前後/7月15日
・「KJ-55X75WL」:149,000円前後/7月15日
・「KJ-50X75WL」:138,000円前後/7月15日
・「KJ-43X75WL」:127,000円前後/7月15日

4K液晶テレビのスタンダードモデルに位置づけられるX85Lシリーズは、従来モデル「X85Kシリーズ」からバックライトを刷新、コントラスト比などがより優れた直下型LED部分駆動に対応した。

X85Lシリーズは直下型LED部分駆動を採用した4K液晶BRAVIAのスタンダードモデル

プロセッサーは「HDR X1」を搭載。地上波放送/ネット動画など、あらゆるコンテンツを高精細にアップコンバートする「4K X-Reality PRO」や、さまざまな映像を高コントラストなHDR相当の画質で再現する「HDRリマスター」、バックライトの電流制御を最適化することで明暗の表現力を高める高輝度技術「X-tended Dynamic Range」、広色域技術「Triluminos Pro」などに対応する。

音声面では、従来から引き続きフルレンジユニットの「X-Balanced Speaker」を2基搭載。非対称形状によって音の歪みを軽減しクリアな音を再生できるとしている。

UI/UXにおいては、ゲーム機からの信号入力を検知することで起動する「ゲームメニュー」を新搭載。ゲームをアシストする機能や設定を集約したメニュー画面となっており、VRR(可変リフレッシュレート)や残像低減のオン/オフ、映像の暗部を明るく持ち上げるブラックイコライザー、クロスヘア表示といったゲーミングモニターに搭載されるような項目が用意される。またソフトウェア・アップデートにより、画面サイズの拡縮などにも対応する予定とのこと。

省電力機能やスリープタイマーなど、エコに関連する設定を集約した「ECOメニュー」も搭載。見やすく、かつ簡単に設定変更が可能になったとしている。

加えて、これまで上位モデル“BRAVIA XR”のみが対応していた同社コンテンツサービス「BRAVIA CORE(ブラビア コア)」に、本モデルも対応。コンテンツを無料視聴できる“クレジット”の配布数は5作品分、見放題期間は1年(12か月)と、初回登録特典が上位モデルに比べて少なくなるものの、コンテンツラインナップに関しては同じものを利用できる。

HDMI入力は4系統を搭載し、うち1系統がeARC、2系統が4K/120p、VRR、ALLMをサポート。チューナーはBS/110度CS 4Kチューナーと地デジ/BS/110度CSチューナーを3基搭載。OSにはGoogle TVを採用し、ハンズフリーの音声検索も利用できる。

X80Lシリーズは、「X80Kシリーズ」の後継となるエッジ型LEDバックライトとHDR X1プロセッサーを採用したモデル。上位モデルにあたるX85Lシリーズとはバックライト方式が異なるほか、倍速機能が非搭載となる。

「KJ-85X80L」

音声面は「X-Balanced Speaker」を2基搭載。UI/UXにおいては、X85Lシリーズと同様「ゲームメニュー」や「エコダッシュボード」を搭載する上、コンテンツサービス「BRAVIA CORE」も利用可能に。特典もX85Lシリーズと同様、1年間の見放題期間とコンテンツ視聴に使える5クレジットが配布される。

HDMI入力は4系統を搭載し、うち1系統がeARC、2系統がALLMをサポート。チューナーはBS/110度CS 4Kチューナーと地デジ/BS/110度CSチューナーを3基搭載。OSにはGoogle TVを採用し、ハンズフリーの音声検索も利用できる。

X75WLシリーズは、エッジ型LEDバックライトと「X1」プロセッサーを搭載。本モデルは「BRAVIA CORE」に非対応となるが、「ゲームメニュー」や「エコダッシュボード」といった新UIについては上位モデルと同様に採用する。

「KJ-50X75WL」

HDMI入力は4系統を搭載し、うち1系統がeARC、2系統がALLMをサポート。チューナーはBS/110度CS 4Kチューナーと地デジ/BS/110度CSチューナーを3基搭載。OSにはGoogle TVを採用。ハンズフリー音声検索には非対応となる。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク