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J3放映権はJリーグに帰属

DAZNとJリーグが放映権契約を2033年まで締結。パートナーシップをさらに5年延長

公開日 2023/03/30 16:25 編集部 : 伴 修二郎
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DAZNとJリーグ(公益社法人日本プロサッカーリーグ)は、既存の12年間のパートナシップをさらに5年延長し、日本国内の放映権契約を2033年まで締結したことを発表した。

DAZNとJリーグが放映権契約を2033年まで延長

2020年8月に2028年まで延長した日本国内放映権契約をさらに5年延長し、2033年までとするパートナーシップ契約を締結した。両社ともに新たな体制となるなか、「それぞれの成長に向けた確固たるビジョンを共有し、これからの10年の将来を見据えた」と説明している。

また、お互いのさらなる成長の促進にはJリーグの成長が不可欠となる。そこへスピード感を持たせるにはファン層の拡大が必須との共通認識のもと、より多くのファンにJリーグを届けていくため、2024年シーズン以降のJ3リーグの放映権はJリーグに帰属することも発表された。

Jリーグ チェアマンの野々村氏、DAZN GroupのCEO Shay Segev(シャイ・セゲブ)氏、DAZN Japan エグゼクティブ バイスプレジデントの山田氏よりコメントが寄せられている。


公益社団法人日本プロサッカーリーグ チェアマン 野々村芳和氏
「チェアマン就任当初からDAZNとはお互いの成長のために様々な議論を重ねてきました。新たな成長戦略に基づきJリーグがより魅力的なリーグへと成長していくために、地上波試合中継本数への拡大にご理解いただきました。今回Jリーグに留保することになったJ3リーグも含め、様々な形でJリーグに触れられる機会を増やすことが、ファンベースの拡大に繋がり、JリーグとDAZN双方にとって win-winのスキームとなる新たなパートナーシップを構築できたと感じています」。

DAZN Group CEO Shay Segev氏
「2016年にサービスを開始してから、DAZNは日本最大級のデジタルスポーツプラットフォームとして成長してきました。日本のビジネスの成功はDAZNの成功に不可欠であり、今回の契約は両者の信頼関係を強化するものです。Jリーグとのパートナーシップは、日本における我々のビジネスの基盤であると感じています。2033年までパートナーシップを延長し、さらなる投資を続けていくことで、Jリーグとともに日本サッカー、スポーツ全体の発展にさらに寄与していけることをうれしく思います」。

DAZN Japan エグゼクティブ バイスプレジデント 山田学氏
「JリーグはDAZNにとってローンチ当初より最重要パートナーの一つであり、Jリーグは日本のスポーツファンの皆さまにとっても大変重要なコンテンツだと考えています。Jリーグの成功はDAZN Japan の成功と信じており、両社新リーダーシップのもと、これからもより良い関係を築き、Jリーグの成長を推進する様々な新しい取り組みを積極的に実施し、ファンの皆様に Jリーグをよりエキサイティングにお楽しみいただけるよう全力で努めてまいります」。

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