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SPOTV NOWと提携

U-NEXT、サッカープレミアリーグなど視聴できる「SPOTV NOWパック」。ポイント利用で実質無料

2023/03/28 編集部:小野佳希
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U-NEXTは、サッカー・プレミアリーグなどを配信しているスポーツ特化型動画配信サービス「SPOTV NOW」をU-NEXT内で視聴できるオプションメニュー「SPOTV NOWパック」を、本日3月28日(火)より提供開始する。

U-NEXT 堤氏(左)とSPOTV NOW 梅澤氏(右)

価格は1,200円(税込)。ただしU-NEXTの月額会員(税込2,189円)には電子書籍など様々なコンテンツ購入に使えるポイントが毎月1,200ポイント配布されるため、このポイントを利用することで実質的には追加料金なしの無料でSPOTV NOWのコンテンツも視聴できる。

U-NEXTの月額プランに加入すると毎月配布されるポイントを利用すればSPOTV NOWパックは追加料金なしで視聴可能

なお、月額料金制での提供のみ。U-NEXTのコンテンツでは一部に都度課金のPPV販売も存在するが、SPOTV NOWのコンテンツについては月額でのパック販売のみでの展開となる。

U-NEXTで視聴できるスポーツコンテンツ一覧

「SPOTV NOW」は、プレミアリーグ、セリエA、MLBをはじめ、国内女子トップリーグの試合をライブ配信で視聴することができるスポーツ配信サービス。(株)U-NEXTと、SPOTV NOWを運営する(株)LIVE SPORTS MEDIA(LSM)とが締結したパートナーシップ契約に基づいて提供されるものとなる。

U-NEXTはテレビでの視聴にも対応しているため、様々なスポーツコンテンツをテレビの大画面で大迫力でも楽しめるとアピールしている。同パックでのライブ配信第1回目は、日本時間3月29日(水)10時7分よりスタートするMLBスプリングトレーニング「エンゼルスvsドジャース」を予定。

過去の試合やダイジェストなど厳選されたアーカイブ映像を約13,000本配信。3月28日より約400本も順次配信開始する。大谷翔平選手やラーズ・ヌートバー選手が活躍する2022年のMLBや、冨安健洋選手や三笘薫選手らが注目されるプレミアリーグ2022-2023シーズンのフルマッチなどを視聴できる。

U-NEXTでのSPOTV NOW作品のUIイメージ

MLBは日本人選手所属選手チームの試合を中心に毎日最大8試合配信するほか、プレミアリーグは公式戦全試合をライブ中継。セリエAは公式戦全試合(見逃し配信含む)を配信する。そのほか、FAカップ(3回戦以降の注目試合とベスト16以降全試合ライブ中継)、スコティッシュ・プレミアシップ(日本人が活躍するセルティック戦を中心に毎節1試合ライブ中継)、サッカーやフットサルなどの国内女子トップリーグも配信する。

また、ライブ配信に「巻き戻し機能」を追加。ライブ配信を途中から視聴し始めたような場合でも、巻き戻して視聴できるようになった。

今回のパックは「SPOTV NOW」本体の月額(税込1,300円)よりも安く利用できるが、「より幅広い方に反応してもらいたいと考えた料金設定にした」(LSM CEO 梅澤孝氏)とのこと。「古いVODなど需要があまりないと判断した一部コンテンツは視聴できないが、ライブ配信など基本的にSPOTV NOWとU-NEXTのパックに差はない」という。また、今後、もしSPOTV NOWに新規コンテンツが追加された場合は「権利元との関係など協議が必要な部分もあるが、基本的にU-NEXTのパックでも見られるようにしたいと思っている」とコメントした。

LSM 梅澤CEO

U-NEXTは、映画やアニメ、ドラマなどの動画が見放題なほか、電子書籍なども読み放題のサービス。月額2,189円内で、家族4アカウントまで利用できる。

U-NEXTでは従来よりゴルフ(JLPGAツアー/PGAツアー/マスターズ)や格闘技(UFC/BELLATOR MMA/パンクラス)などを見放題配信しており、RIZINのPPV配信や、ボクシング、キックボクシングなども配信中。今回、SPOTV NOWパックの追加によって、サッカーや野球もU-NEXTで視聴できるようになった。

U-NEXT代表取締役社長の堤天心氏は「映画、ドラマ、アニメの3本柱にスポーツが加わり4本柱になった」とコメント。「スポーツでも配信を見るだけでなく読むという、電子書籍コンテンツとのシナジーがあると思っている。試合のライブ配信を見ながら最新のスポーツ雑誌を読むようなスタイルを実現していきたい」などと今後の展望にも触れ、U-NEXTとしてさらにスポーツに注力していきたい考えを示した。

U-NEXT 堤社長

また、4K映像や立体音響などといった高画質・高音質化についてLSMの梅澤氏は「大元の権利者の対応がバラバラなので難しい部分もあるが、世界的にみると、より高品質なものを提供しようという動きは広がりつつある。もう少しお待ちいただければといったところだ」とコメント。

U-NEXTの堤氏も「U-NEXTは映画などですでに4K作品を配信中で、システムとしてはレディーな状態だ。スポーツコンテンツについても、権利元が対応すれば高画質高音質な体験を提供できるようにしていきたい」と述べた。

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