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BS放送波の削減案詳細が明らかに

NHK、BSプレミアムを2024年3月末で停波。「新BS2K」「新BS4K」の2チャンネル体制に

2022/10/11 編集部:小野佳希
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NHKは、経営計画の修正案を公表。かねてより示していたBS放送のチャンネル数削減について、より具体的なスケジュール等を発表した。


現在、NHKの衛星波(BS放送)はBS1、BSプレミアム、BS4Kの3波を展開しているが、このうち、BSプレミアムを2024年3月末に停波。2024年4月からは「新BS2K」「新BS4K」(いずれも仮称)の2チャンネル体制にする。

これに先駆け、2023年12月に番組改定を実施。改定後は、BSプレミアムでは停波に向けて画面上の周知等を行う。新衛星2波は、「2K・4Kそれぞれの特性を生かしたコンテンツを柔軟に編成し、地上波では味わえない新たな価値を創造する」としている。

BSチャンネル削減のスケジュール

「新BS4K」は「世界に通用する多彩なコンテンツ・高精細クオリティを提供」するチャンネルにし、「新BS2K」は「衛星放送の魅力を凝縮し、ライブ感を重視した機動的な編成を行う」とのこと。新BS2Kでは当面、教養番組、エンターテインメント、ドラマなど新BS4Kで放送する番組の一部も編成し、2Kテレビで衛星放送を視聴する人々の利便性を確保するという。地上波については「全ての視聴者のみなさまに、信頼できる情報を確実に提供し続ける」としている。

なお、BSのチャンネル削減後、もし地震・津波等の大規模災害が発生した際には、これまで通り衛星放送でも臨時ニュース等を放送。東京の放送センターが被災し放送が出来なくなった場合は、大阪放送局から新BS2Kに送信し全国の放送局が受信して放送を行う。

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