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QUALIAなども推進

<訃報>ソニー元会長兼CEOの出井伸之氏が逝去 

2022/06/07 PHILE WEB編集部
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ソニー(株)元会長 兼 グループCEO の出井伸之氏が、6月2日に肝不全のため逝去した。享年84歳。

2004年、経営方針説明会に登壇した出井氏

葬儀は近親者のみの密葬にて、すでに執り行われた。遺族の意向により、供花、香典、弔問等は固く辞退するとのこと。ソニーグループは後日、偲ぶ会を開催する予定としている。

出井氏は、1960年にソニーに入社。音響事業本部オーディオ事業部長、ホームビデオ事業本部長、広告宣伝本部長、クリエイティブ・コミュニケーション部門長などを歴任。1995年にソニーの第6代 代表取締役社長に就任した。1998年にはCEOに就任し、2000年から2005年まで会長 兼 CEOを務めた。

同氏は社長就任以来「デジタル・ドリーム・キッズ」というキーワードを掲げ、ソニーのデジタル・ネットワーク事業を積極的に推進した。1999年にはSACDの立ち上げにも関わった。

また2003年には「QUALIA(クオリア)」プロジェクトを発足。「人の心に訴えるモノづくり」をキーワードに、「感動価値の創造」を目指す全社的ムーブメントと位置づけ、価格を度外視した高品位なモノづくりで差別化を図ろうとした。

ソニーグループ株式会社 代表執行役 会長 兼 社長 CEOの吉田憲一郎氏は、「出井さんは、1998年から7年間ソニーのCEOを務められ、グローバル企業としての成長に多大なる貢献をされました。特にインターネットがもたらすインパクトをいち早く予見し、ソニーにおけるデジタル化を積極的に推進されたその先見性には今でも驚かされます。私自身、1998年から2年間、出井さんのもとで社長室室長を務めましたが、そこでの経験と学びは、自分の人生の転機ともなり、現在のソニーの経営にもつながっています。出井さんの多大な貢献と功績に心から感謝し、ここに謹んでご冥福をお祈りいたします」とコメントしている。

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