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プレスカンファレンスレポート

<CES>パナソニック、新4K有機ELテレビなど2020年新製品を紹介。東京五輪やディズニーへの機材提供もアピール

2020/01/08 編集部:成藤 正宣
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パナソニックは、米ラスベガスで開催される国際見本市「CES 2020」に先立ちプレスカンファレンスを実施。Panasonic North AmericaのCEO、Michael Moskowitz氏らが登壇し、同社の2020年の取り組みや、欧米で導入予定の複数の新製品について紹介した。

新製品や事業方針について語るMichael Moskowitz氏

新製品としてはまず、Technicsブランド初のノイズキャンセリング対応完全ワイヤレスイヤホン「EAH-AZ70W」、およびPanasonicブランドの完全ワイヤレスイヤホン「RZ-S500W」「RZ-S300W」が公開。海外では6月ごろ発売を予定している。

Technics/Panasonic両ブランドから完全ワイヤレスイヤホンを発表

加えて、重低音増幅技術「XBS DEEP」を搭載し、重低音にフォーカスしたワイヤレスヘッドホン「RB-M700B」「RB-M500B」「RB-M300B」を4月ごろ、現時点で最小/最軽量のモデルとアピールする4K/60Pカムコーダー「HC-X2000」「HC-X1500」「AC-CX10」を3月ごろ、それぞれ海外で発売する。

重低音にフォーカスしたワイヤレスヘッドホンや、業界でも最小/最軽量という4K/60pカムコーダーも登場


さらに、有機EL TVの新フラグシップモデル「HZ2000」も発表。本イベントの時点でスペックや発売時期など詳細は未定とされたが、大きなトピックとして映画監督が意図したそのままの映像を表示することを目的とした映像モードFilmmaker Mode、およびドルビーが新たに開発したHDR方式「Dolby Vision IQ」のサポートが謳われていた。

イベント時点で詳細は未定とされていたが、4K有機EL TVの新モデルも発表された

また、日本国内では既に発売中のサウンドバー「SC-HTB01」を、ゲーミングスピーカーという位置づけで海外市場にも導入。ドルビーアトモス/DTS:X、192kHz/24bitまでのハイレゾ再生、4K HDRパススルーへの対応に加え、スクウェアエニックスと共同開発したという3つのゲーミングモードを搭載。RPGやFPS、TPSといったゲームのジャンルごとに適した音響が得られるとしている。

国内では既に発売中の「SC-HTB01」を、ゲーミング向けスピーカーとして訴求

このほかMoskowitz氏からは、オリンピックに向けた新国立競技場への機材提供や、米ディズニーリゾートに新しくオープンする『スターウォーズ』テーマのアトラクションへの機材採用、Klipschやスタートアップなど様々な企業と共同開発するカー製品など、「Moving to better」というテーマの下で行われる取り組みについて語られた。

米ディズニーリゾートの『スターウォーズ』アトラクションへの機材採用を受け、会場にストームトルーパーやBB-8が登場するサプライズも用意された

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