SPIRITやAROMAの予定も

<ポタ研>Lotoo「PAW 6000」日本初お披露目。価格は約165,000円で今夏発売に

編集部:押野 由宇
2019年07月06日
本日7月6日、東京・中野サンプラザにて「ポタ研2019夏」が開催。トップウイングサイバーサウンドグループは、本イベントにて同社が取り扱うLotooブランドの新ミドルクラスDAP「PAW 6000」の発表会を行った。

「PAW 6000」

PAW 6000は、中国・北京で開催されたイベント「The 3rd China (Beijing) Headphones Exhibition」にてプロトタイプ機を出品。今回はついに日本でのお披露目となった。

フラグシップモデル「PAW Gold TOUCH」と同等の独自OSとタッチパネル操作、妥協のない音質面を引き継ぎながらも、大幅なコストダウンを図ったというモデルで、価格は165,000円(税抜)。発売は8月末〜9月頭頃を予定する。

DACチップにAKM「AK4493EQ」、オペアンプは「OPA1622」を採用。DACチップを1枚のみ使用する構成だが、それについて「DACチップの性能をすべて発揮させることにこだわり、1枚のチップを使用した。複数枚のチップを使用すると安定しづらいという側面もある。電力消費が激しくなり、再生時間も短くなる」と説明された。

PAW 6000のオーディオシステムイメージ。DACチップは「AK4493EQ」をシングル使用

出力端子には3.5mm/4.4mmジャックを搭載。出力は300mW/ハイゲイン、5mW/ローゲイン。IEMとの組み合わせではローゲインを推奨している。5,200mAh 3.8Vのバッテリーを搭載し、連続再生時間は約15〜16時間。

昨今の高性能IEMとの組み合わせも視野に入れた設計で、フロアノイズは-120dBuを達成。これは「オーディオ測定機器で測定できる限界」であるという。なおPAW Gold Touchのフロアノイズは-113dBuとなっている。

再生フォーマットはPCM 768kHz、DSD 11.2MHzまで対応。LDACコーデック対応のBluetooth 4.2を採用する。ブランド独自のLotoo OSの採用により、起動まで2秒の安定・高速動作を謳う。新データベースシステムで、1,000,000曲以上を認識でき、かつ曲数が多くなっても速度が落ちないとしている。

筐体設計はPAW Gold Touchより引き継いでおり、ディスプレイは3.77インチのタッチパネル、CNC加工の航空機グレードのアルミニウム合金筐体やアルプス製ボリュームノブを採用する。最大2TBまで対応のmicroSDXCスロットを装備。USBデジタル出力およびS/PDIF出力(Type-C変換を使用)を備えることで、デジタルトランスポートとしての活用できる。外形寸法は65W×112H×18Dmm、質量約225g。

また発表会会場では同社が取り扱う他ブランドの状況についても一部明かされた。SPIRITブランドの日本第一弾製品として、パッシブラジエーター(密閉型)/ケーブル着脱式のヘッドホン「Radiante」を8月下旬〜9月初旬に発売予定だとしている。価格は税抜で32万〜36万円程度となり、仕様・仕上げにより異なるとのこと。

SPIRIT「Radiante」

AROMAからは「Musical Box」シリーズから「Star」をラインナップ。1BAドライバーを搭載したモデルで、同ブランドでは初めて4万円を切り、36,000円(税抜)になるという。

AROMA「Musical Box Star」

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