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大規模リニューアルに向けて営業をいったん終了

銀座ソニービル、50年の歴史に幕。平井CEOがスカパラとともにサックス演奏披露

公開日 2017/03/31 19:51 編集部:小野佳希
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ソニーは、銀座ソニービルの2022年大規模リニューアルオープンに向けて、現在の状態での営業を本日2017年3月31日でいったん終了。営業最終日となった本日、フィナーレイベントを開催し、平井一夫CEOが駆けつけてあいさつしたほか、東京スカパラダイスオーケストラがスペシャルライブを披露した。

ソニービル


既報の通り、同社では「銀座ソニーパークプロジェクト」と称してソニービルを大規模リニューアル。2022年の再オープンに向けて本日3月31日で一旦営業終了する。そしてまずは2018年に「銀座ソニーパーク」として地上跡地を開放。様々なイベントを行える場として2020年まで運営していく。そして2020年秋以降ビルの建設を開始し、2022年秋に新ソニービルの営業を再開する。

セレモニーの冒頭で登壇した平井CEOは、ジョン・カビラさんとともにソニービルの歴史や自身の思い出、銀座ソニーパークプロジェクトについてトーク。

平井CEO

高校から大学、さらに会社員(CBSソニー)としても先輩後輩の関係だという両名(ジョン・カビラさんが先輩)が軽妙なトークでソニービルの思い出も振り返った。

ジョン・カビラさんは沖縄の本土復帰前にも東京に来た際にソニービルを訪れていたとのことで「ドレミ階段を鮮烈に覚えている」とコメント。「元沖縄県民としては、美ら海水族館とコラボしたソニーアクアリウムはぜひ続けてほしい」とも語った。

平井CEOは、小さなときから家にソニー製品が溢れていたとのことで、「中学生の頃にはソニービルに来て他のカメラメーカーのショールームも回ったり、一日中銀座で遊んでいた」という。

そんな平井CEOは「世界中の皆さんにこの場所を提供しようと考えた」と、ソニーパークプロジェクトの背景を説明。「ソニーだけでなく、いろんな企業の方に使ってもらえる、いろんなことができるスペースになると思っている」と述べた。

ジョン・カビラさんとの軽妙なトークでイベントは進行

また、ソニービルのリニューアルについては「ソニービル開業当初はソニーはエレクトロニクスの会社だったが、今はエンタメもゲームもファイナンスも持っている。今のソニー、ワンソニーを体験してもらえるようにしたい」とコメント。「例えばアーティストのライブもできるスペースにしたいなどとも議論している」とした。

そしてなんとそのまま平井CEOがステージでサックスを演奏。「1ヶ月前に初めて触った。会議室で練習してきた」という平井CEOに合わせて東京スカパラダイスオーケストラのメンバーが登場し演奏を披露した。

その後の屋外特設ステージのライブにも平井CEOはゲスト参加

その後、スカパラの面々は、ソニービルの4階から1階まで演奏をしながら練り歩き。各階の途中で、近隣の中央区立泰明小学校の金管バンドやソニー・フィルハーモニック・オーケストラ等とのセッションを披露した。

そして最後はビルの外に出て、ソニー通りに組まれた特設ステージでスペシャルライブを実施。一時閉館を惜しむかのようのに降る雨の下、熱演でソニービルのフィナーレを飾った。

イベント会場の壁にはソニーパークがどんな場所になって欲しいかという来場者や関係者のメッセージがびっしりと貼られていた


バルーンアートのAIBOも

ウォークマンのソニービルリニューアル記念ウォークマンも本日まで販売していた
 

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