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ケン・イシイ氏とのコラボ作品

森野和馬氏が作品展を恵比寿で開催。3D映像を4Kレグザ「84Z9X」で上映

公開日 2015/09/04 10:45 編集部:近藤 貴彦
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CGアーティスト森野和馬氏の作品展が恵比寿のギャラリー「KATA」で9月13日まで開催されている。時間は13時から19時までで、入場は無料。

森野和馬氏による3D映像作品を展示

森野和馬氏は、93年から現在まで、SIGGRAPHにおいて10本の作品で入賞を果たした経歴を持つ。さらにCM映像では、東芝、サントリー、日テレなどのモーショングラフィックスも手掛けた。

作品展のメインとなるのは、84型の4Kレグザ「Z9X」に映し出される3D映像作品「PINK SKIN」。この最新映像作品は、Flare(世界的に有名なテクノミュージシャンのケン・イシイ氏の別名義)のニューアルバム『Leaps』のサウンドが加えられたコラボレーション作品となっている。

左からケン・イシイ氏、東芝・本村裕史氏、森野和馬氏

今回の作品展は、森野氏が以前から親交がある東芝・本村裕史氏に協力を持ちかけ、レグザの協賛が実現した。「作品展の話をお聞きして、ぜひ協力させて頂きたいとお返事しました。レグザという映像ディスプレイが、映画やアニメ、ゲームなどを映す日常のプロダクトという領域を越えて、アートとしてのテレビモニターという役割をすごく新鮮に感じています」(本村氏)。

森野氏はオフィスでもレグザを使っている。森野氏いわく「プロの現場でレグザの人気は高く、プロが使う民生機の定番になりつつある」という。「映画館で映像作品を流したこともありますが、存在感という意味ではレグザの方が圧倒的です。コントラストや精細感が関係していると思うのですが、見え方とか光の出方とか、そういう再現性の部分が全然違います。作品展示という意味では84型のレグザがベストです」とその魅力を語った。

また、最新作品のほか約20年前に制作された映像作品も展示。SD映像を65型の4Kレグザ「Z10X」でアップコンバートして表示している。この展示について森野氏は「アップコンした映像というのはなかなか綺麗に映らないが、レグザは綺麗に映してくれる」とコメントした。

約20年前の映像作品も展示。ほとんどが受賞作品というラインナップ

映像作品以外にも、3Dプリンター出力作品の展示、平面作品やAR作品など、最新の機材環境にて新たな体験型インスタレーションを提案している。

3D映像として映し出されているオブジェを3Dプリンターで出力

平面作品

AR作品では実際の空間と非現実の空間が混ざり合って見える

なお9月3日には、作品展のオープニングイベントとして、森野和馬氏とケン・イシイ氏のおよそ10年ぶりとなるライブセッションも行われた。

森野和馬氏とケン・イシイ氏による映像と音のライブセッション

PINK SKIN展
会期:9月4日〜9月13日
時間:13:00〜19:00
会場:KATA GALLERY
住所:東京都渋谷区東3-16-6 LIQUIDROOM 2F
入場料:無料

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