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営業利益680億円見込む

ソニー、'14年度業績見通しをさらに上方修正 − ゲーム分野など好調で

2015/04/22 編集部:杉浦 みな子
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ソニー(株)は、2014年度通期(2014年4月1日〜2015年3月31日)の連結業績見通しについて、本年2月に発表していた数値を上方修正した。なお2月時点での公表数値も、昨年10月の発表時から上方修正していたものになる。

具体的には、売上高および営業収入を前回公表値から2,100億円増の8兆2,100億円に、営業利益を同480億円増の680億円にそれぞれ上方修正。通期で、前回数値から440億円改善となる1,260億円の損失を見込む。

前年比では、売上高および営業収入が5.7%増、営業利益が415億円増、最終損益が24億円の改善となる。

今回の発表についてソニーでは、まず売上高について、金融ビジネス収入、音楽分野、イメージング・プロダクツ&ソリューション分野、ならびにゲーム&ネットワークサービス分野などの売上高が2月時点の想定を上回る見込みと説明。また営業利益についても、金融分野において株式相場の上昇などに伴いソニー生命保険(株)の変額保険の責任準備金繰入額が減少する見込みであることや、ゲーム&ネットワークサービス分野および音楽分野での前述の増収の影響、ホームエンタテインメント&サウンド分野の費用が2月時点の想定を下回る見込みであることなどにより、見通しを上方修正したとしている。

なお、ソニーの2014年度の連結業績の実績および2015年度の連結業績見通しについては、4月30日の2014年度決算発表において公表される予定。

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