HOME > ニュース > ギブソン、Les Paulのモニタースピーカーを4月発売/脳波計測&光演出の睡眠管理アイマスク

CES Unveiled Tokyoレポート

ギブソン、Les Paulのモニタースピーカーを4月発売/脳波計測&光演出の睡眠管理アイマスク

2015/02/19 編集部:小澤 麻実
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
本日開催された「CES Unveiled Tokyo」の会場では、メーカーによる製品展示も行われていた。

ギブソンのヘッドホンやモニタースピーカーが春以降順次発売に

Gibson BrandsはCESにも出展していたヘッドホン「Les Paul」「SG」(関連ニュース)や、音楽制作用のアクティブモニタースピーカー「Gibson Les Paul Reference Monitor」をアピール。

ヘッドホン「Les Paul」「SG」

「Gibson Les Paul Reference Monitor」は、日本でも今年4月の発売を予定。ラインナップはウーファーが4インチ口径モデル(ペア・税抜15万円)、6インチ口径(同20万円)、8インチ口径(同25万円)の3モデルとのこと。

Gibson Les Paul Reference Monitor(写真は4インチと6インチのモデル)

CESで展示されていた時のようす

こちらの開発はKRKが担当。デジタルアンプを内蔵し、キャビネットはギターのLes Paulにも使われているメープル材。トップ板が中央に向かって丸く膨らんでいくアーチドトップ仕上げもレスポールと同じだ。トゥイーターはダイヤモンドコーティングを施している。輪郭がハッキリしたスピード感ある音が持ち味で、音の定位にも優れるとのこと。

トップ板が中央に向かって丸く膨らんでいくアーチドトップ仕上げもレスポールと同じ

ウーファーにはレス・ポール氏のサインも

またヘッドホン「Les Paul」「SG」はフィリップスが開発を担当。グローバルで今年夏から発売を予定しており、価格は10万円前後になる見込み。両機種以外にも新モデルが登場予定という話も聞くことができたので、ファンは要チェックだ。


脳波計測&光の演出で睡眠を管理してくれるアイマスク

ポーランドのメーカー「intelclinic」は、脳波などを図って睡眠を管理するアイマスク型デバイス「NeuroOn」を展示していた。

アイマスク型デバイス「NeuroOn」

「NeuroOn」は、脳波や眼球運動、心拍数などを計測するコア部(額にあたる部分に配置)とアイマスク部で構成。これに専用iOS/Androidアプリを組み合わせて活用する。コア部は取り外せるので、アイマスク部を洗うことも可能だ。アイマスク部は人間工学に基づいたデザインを採用。こちらのデザインを現在つめている段階だという。

コア部は取り外し可能

入眠時には眠りを誘う光を、起床時には「夜明けを演出」して自然な目覚めを迎えられる光と振動を発生させることができるとのこと。

アプリでは、起床時間の設定や睡眠記録の管理を行うほか、睡眠を改善する方法も提案してくれるそう。また出発地・乗り換え地・到着地の時間帯を設定することもできるので、機内での時差ボケ対策にも効果的とのことだ。

脳波や眼球運動などをアプリで測定することができる

発売は今年第3四半期を予定しているとのこと。公式サイトからいま事前注文すると299ドル(送料を除く)で購入することができるようだ。


ニューオプトはポタアン「KH-01P」などでハイレゾリスニングをアピール

ニューオプトも出展。CESへの出展は検討していないとのことだが、ポータブルヘッドホンアンプ「KH-01P」やヘッドホン向けコントロールアンプ「KH-07N」などをディストリビューターなど来場者への製品アピールを行っていた。

ポータブルヘッドホンアンプ「KH-01P」

ヘッドホン向けコントロールアンプ「KH-07N」

ポータブルヘッドホンアンプ「KH-01P」は主な構造材にアルミ削り出し部品を採用。据え置きタイプのKHシリーズ同様、ネジは全てステンレスなどの非磁性体を使用している。

電圧増幅段には低電圧高精度オペアンプを、電流バッファは高出力トランジスタをあわせて充分なドライブ能力を確保したという。また、オペアンプは左右チャンネルで独立させ、電源部には高分子アルミ電解コンデンサを搭載している。

ヘッドホン向けコントロールアンプ「KH-07N」は、光計測器や医療用機器、FA用映像機器等の製作で培った技術を投入したモデルで、本体にはアルミと真鍮等の非磁性体を使い、各コネクタにはノイトリック社製の高信頼性部品を採用。内部配線材にはOFC、PC-OCC等を使用している。トロイダル型電源トランスやプリント基板は左右独立で2つ使用。パワー増幅段はA級動作となる。


CESでInnovation Awardを受賞した製品群も展示。“宙に浮くBluetoothスピーカー”「Air Speaker」(右)などが登場していた
そのほか、CESでInnovation Awardを受賞した製品群も展示。“宙に浮くBluetoothスピーカー”「Air Speaker」(右)などが登場していた。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE