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BDのリッピングソフト提供で初の摘発

2013/03/11 ファイル・ウェブ編集部
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3月5日、DVDビデオとBlu-rayビデオの著作権保護を解除するソフトをCD-Rに収録し、ネットオークションで販売していた人物が、不正競争防止法違反で摘発された。北海道県警生活安全部生活経済課サイバー犯罪対策室と留萌警察署が摘発を行った。

映像パッケージソフトのリッピングソフトをネットオークションで提供する行為が摘発されたのも、BDのリッピングソフト提供行為が摘発されたのも、ともに全国で初めて。

映像ソフトメーカー各社が加盟している(社)日本映像ソフト協会(JVA)は今回の件に関し、これまで「リッピングソフトの提供行為等が刑事罰の対象となったことや、昨年の著作権法改正でリッピングソフトの提供行為等が刑事罰の対象であることが明確になったことの周知に努めてきた」と説明し、今後についても「関係省庁・関係団体等のご協力を仰ぎつつ、不正競争防止法と著作権法の保護法益を侵害する違法行為が行われない環境の構築に努めていく」としている。

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