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クアッドコアCPU/Android 4.1搭載

ドコモ、「dマーケット」を手軽に楽しめるタブレット「dtab」 ー キャンペーン時9,975円で販売

公開日 2013/01/22 18:23 ファイル・ウェブ編集部
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NTTドコモは22日に開催した新製品記者発表会にて、同社のスマートフォンとネットワーク対応AV機器との連携サービスの強化を宣言。モバイルデバイス向けコンテンツサービス「dマーケット」を手軽に楽しめるタブレット「dtab」を3月下旬に発売する。


10.1インチAndroidタブレット「dtab」
同社が開催した記者発表会では(株)NTTドコモ 代表取締役社長の加藤薫氏より、スマートフォンとネットワークAV機器による連携サービスのコンセプト「ドコモ スマートホーム」の説明が行われた(関連ニュース)。「dtab」は同社が掲げる「ドコモ スマートホーム」の第一弾の取り組みが具現化した商品になる。

「dtab」は10.1インチのディスプレイを搭載したAndroid 4.1、クアッドコアCPU採用のWi-Fi専用タブレット。製造メーカーはHUAWEIで、同社が2月にグローバル展開を予定しているタブレットをベースに仕様をカスタマイズしたモデルとなる。

「dマーケット」のサービスへ手軽にアクセスして楽しめるよう、ホーム画面をカスタマイズしている点なども本機の特徴となる。

メイン画面は右側に各サービスに素速くアクセスできるようアイコンを配置する

本体背面

発売はドコモオンラインショップ先行で3月下旬からスタートし、発売から本年9月末までの限定期間にわたって、キャンペーン価格として9,975円(税込)で販売される。キャンペーン価格での提供はドコモの回線契約、およびspモード契約があり、「dビデオ」(旧VIDEOストア)を6ヶ月間契約したユーザーが対象となる。これ以外の場合は通常価格の25,725円(税込)で販売される。また4月以降はオンラインショップ以外にも、ドコモ取扱店で店頭販売も行われる。

本機はWi-Fi専用のタブレットで、LTE/3G通信には非対応。OSはAndroid 4.1。メインディスプレイはサイズが10.1インチ、解像度は1280×800画素のWXGA。アウトカメラは約300万画素、インカメラは約130万画素のCMOSセンサーを採用する。CPUは1.2GHz・クアッドコアの「K3V2T」。

本体内蔵メモリーは8GBで、外部記録媒体としてmicroSDメモリーカードが利用できる。イヤホン出力端子やスピーカーも内蔵する。バッテリー容量は6020mAh。

microSDメモリーカードスロットを搭載

スピーカーやイヤホン端子も備える

本体外形寸法は約176W×257H×9.9Dmm、質量は約610g。カラーはアルミニウム・シルバー。

本体の厚さは9.9mm

「dマーケット」の使いやすさを重視し、メイン画面には「dマーケット」のオススメ情報や更新情報が表示される。画面の右側には「dマーケット」の各サービスに素速くアクセスできるアイコンが並ぶ。なお本機で「dマーケット」の各サービスを楽しむためには、現在使用しているドコモ製スマートフォンのdocomo IDとパスワードが必要。それぞれを登録すれば「dマーケット」の動画やコミック、ショッピングなどが楽しめるようになり、本機のために新しく回線契約を追加する必要はない。

現在利用中しているドコモのスマートフォンのdocomo IDとパスワードで「dマーケット」が利用可能になる

dtabにより、ますます気軽に「dマーケット」が楽しめるようになるとした

ほかにも「しゃべってコンシェル」「フォトコレクション」など、ドコモクラウドのサービスが楽しめるほか、通常のAndroidタブレット同様に、本体にAndroid対応のアプリをインストールして利用できる。

本機専用のアクセサリーも同時期に発売される

加藤氏は、「dtab」について「dマーケットのサービスをより多くの方々に、気軽に楽しんでいただくための商品」と位置づけ、「dマーケットそのものを活性化させていくことで、コンテンツもさらに充実させていきたい」と意気込む。

また同社の展示説明員によれば、本機に搭載した「dマーケット」用のホーム画面をウィジェット化して、今後他のドコモタブレット向けに展開していくことも検討しているという。



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