エミライ、米Rainbow Fish Fiber Optic.の光ファイバー一体型HDMIケーブル − 300m超の長尺伝送を実現

（株）エミライは、米Rainbow Fish Fiber Optic.社製品の取り扱いを開始。光ファイバー一体型HDMI ケーブル「Homeシリーズ」「Professional シリーズ」を6月中旬から発売する。

■Homeシリーズ
・H3D-TR010F-JP（3m）￥17,800（税込）
・H3D-TR020F-JP（6.1m）￥27,900（税込）
・H3D-TR035F-JP（10.6m）￥42,000（税込）

■Professionalシリーズ
・H3D-BK035F-JP（10.6m）￥49,800（税込）
・H3D-BK055F-JP（16.7m）￥69,800（税込）
・H3D-BK075F-JP（22.8m）￥94,500（税込）
・H3D-BK100F-JP（30.5m）￥126,400（税込）
・H3D-BK150F-JP（45.7m）￥147,000（税込）
・H3D-BK250F-JP（76.2m）￥179,800（税込）
・H3D-BK500F-JP（152.4m）￥264,500（税込）
・H3D-BK1000F-JP（305m）￥368,000（税込）

HDMI 1.3a規格に対応し、High Speed HDMI Cable として認定取得済み。データ転送レート16Gbpsを実現している。1080pや3D信号、HDCP/EDID/CECの各信号の送信にも対応している。なお、イーサネット通信には対応しない。

ホームユースを想定しRX側の電源コード／プラグが着脱式になっている「Homeシリーズ」、プロフェッショナルユースを想定しRX側の電源コード／プラグが直出し式となっている「Professionalシリーズ」の2ラインナップを用意。Professionalシリーズは特注で長さの指定が行える。

光ファイバーを用いることで信号の減衰を可能な限り低く抑え、長距離伝送にも対応できるようにした点が特徴。Professionalシリーズでは300m以上の信号伝送を可能とした。

また、光ファイバーに信号を変換することにより，映像機器および音響機器のグラウンドループ形成を遮断。EMIノイズの影響が機器に及ぶことも未然に防止するという。

従来品と比べ、超低消費電力での動作を実現。TX（上流）側で0.6W、RX（下流）側で0.5Wという数値を実現している。なおRX側はUSBタイプのコネクターが付属しており、別途電源を供給する必要がある。

従来、光ファイバーを用いたHDMIのソリューションでは光メディアコンバーターがケーブルとは別個に必要であったところ、本製品はHDMI ケーブルの端子部にHDMIの電気信号を光信号に変換する回路を内蔵。これにより利便性を向上させている。