HOME > ニュース > <ソニー>今年の目玉は検索機能付きブルーレイチェンジャー

CEDIA EXPO 2009レポート

<ソニー>今年の目玉は検索機能付きブルーレイチェンジャー

公開日 2009/09/11 16:54 ホームシアターファイル編集部・川嶋隆寛
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
CEDIA EXPOが他の展示会と大きく異なるのは、展示されるプロダクトはホームシアターづくりのソリューションとして提案されていることだろう。これはカスタムインストーラーに向けた展示会だからではないだろうか。そのひとつの典型がソニーブース。他の展示会とは異なり、徹底してソリューションたることに努めているのだ。では、今年のソニーブースの様子をお伝えしよう。

今年、インストーラーの山ができ、説明員が対応に追われていたのは、検索機能付きブルーレイチェンジャーである。なんと400枚ものブルーレイを格納することができるという、いかにもアメリカ的なビックなプロダクトというだけでなく、さらに検索機能が付き、画面のポップアップを操作して、一発検索が可能なのだ。


これが検索機能付き400枚収納ブルーレイチェンジャーだ

これが概念図。グループ分けも自動でおこなってくれるのが嬉しい
ブルーレイソフトを格納すると、gracenoteからソフトタイトルやキャストなどがチェンジャーに送られ、グループ分けが自動的に行われる。これにより、ソフト名や制作年などでラクラク検索が行われるという優れもの。もちろん、RS232Cをはじめ、ネットワーク機能も充実している。これはとても便利ということで、インストーラーから大絶賛の声があがっていた。日本に導入されるか否かは判断できないが、CEDIA EXPOらしい展示であった。

なお、これまた日本導入は未だなされていないが、昨年もお伝えしたソニーが北米のホームシアターマーケットで展開する「Homeshare HD」は今年も注目の的。これはHDコンテンツのマルチルーム配信システムで、ホームシアタールームに置かれたHDソース機器を、ディストリビューションパネル「HS-MD1」を介して、住まいのさまざまな空間に送り出すというもの。


感覚的な操作が可能な使いやすいインターフェースデザインの壁スイッチ
今年は新たに壁スイッチのインタフェースを送り出すなど、新たなソリューションを提供していた。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック