ロジテックの「designed for Walkman」規格準拠スピーカー「LDS-WM100」レポート

【第1回】丸山俊彦さん:オーディオ的になかなか侮れない可能性を持った製品

Phile-web読者:丸山俊彦さん
2009年04月27日
HDDなどといったPC周辺機器メーカーというイメージのある「ロジテック」。しかし実は、音にもこだわりを持った製品を作っている。そのひとつがソニーのライセンスプログラム「Designed for Walkman」に準拠したアクティブスピーカー「LDS-WM100」だ。フロントと両サイドに計12個のフルレンジユニットを配置したユニークな本機を、今回は3人のPhile-web読者の方々に聴いていただいた。


丸山 俊彦さん(38歳)


丸山俊彦さん
現在使用しているウォークマンはNW-A828で、公共交通機関での移動中に音楽8:動画2の割合で使用しています。ほとんどの場合は付属のノイズキャンセリングイヤホンで使用していますが、時々Fiio E3とEX90でも使用しています。

イベント内でいろいろな話を伺い、こだわりが詰まった製品であることを前提に開梱してみました。パッケージはブリスターパックでチープ感が漂っていますが、筐体自体はラメと艶消しのツートンでなかなかの仕上がり具合、早速PCデスクにセットしようとしたところ付属のUSBケーブルが80cmしかなく急遽手持ちの1.5mのもので代用、もう少し長い方が対応範囲が広がると感じました。

丸山さんはパソコン周りでLDS-WM100を使用。モニターなどと比べると非常にコンパクトなこともよく分かる

本体とスピーカーをブラックで統一。「ラメと艶消しのツートンでなかなかの仕上がり具合」(丸山さん)

続いて音出し。まずcamomile Best Audioを再生してみました。ボーカルはイベント同様にいける感じ。続いてハスキーな声が向いている気がしたのでヘレン・メリルを再生しましたが、ボーカルは官能的な感じでなかないける。金管の部分も好ましい感じだが、12個使用しているとはいえ、如何せんユニットが小さいためピアノとベースはがっかり。音量を調整してみるがUPするとサ行がきつく感じ、結局デフォルトに落ち着きました。やはりサブウーファーをつなげる手立てがほしいと感じた。なんとなくサイドを両手で包み込むように壁を作ってみたら凝縮感が増したのでCDケースを立てて聴いてみたら、ピアノの量感が増し、製品の周りに超コンパクトなステージが見える気がするほどクオリティUP!AKGのK1000を頭につけないで音出ししているような感じで、意外にステレオ感も残っていおり、何気に生意気な音がするのです。後日、見映えがよくなるよう手段を考えてみたいと思います。

両サイドを囲うと音の凝縮感が増したという

短い期間の使用ですが、オーディオ的にはなかなか侮れない可能性をもった製品であると感じました。セッティングを詰めてみると、見た目以上の音が出てくるので、是非入手して聴いてみることをお勧めします。


【開発者コメント】

LDS-WM100の企画・開発を担当した遠藤稔也さん
お休みの日にわざわざご足労いただきありがとうございました。商品の特質をご理解いただけたことを嬉しく思います。オーディオではブランドイメージの無い当社ですが、オーディオ開発経験を持つエンジニアの拘りを解っていただけたのが何よりも嬉しいです。商品のコンセプトとしてこの筐体サイズをまず前提としていましたので望むべくもない所は有りますが、本質を見失なわない様に頑張ったつもりですので、使い方を工夫していただけるとより一層楽しんでいただけると思います。

USBケーブルの件、もう少し配慮が必要でした。今後の参考にさせていただきます。ありがとうございました。

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