歩行者天国復活もはたらきかけ

秋葉原電気街振興会が新年交歓会を開催 − 不景気に負けず秋葉原から元気を発信

Phile-web編集部
2009年01月19日
秋葉原電気街振興会の新年交歓会が1月16日、都内で開催され会場には販売店やメーカーなどの関係者が集まった。

秋葉原電気街振興会は、秋葉原地区で電気製品の販売を業務とする企業が街の活性化と環境作りを目指して設立した任意団体。1979年の創設から今年で30年を迎える。


秋葉原電気街振興会 会長 小野一志氏
冒頭に挨拶した同会会長の小野一志氏は、09年の三が日の売上について「この経済状況下、今年は客足が遠のくのではないかと心配していたが、ほぼ例年通りお客様にお越し頂くことができた。特にデジカメなど値頃感のあるものが中心に売れ行きを伸ばし、大型テレビや空気清浄機などを購入される方も多く見られた」と述べた。

また昨年の活動について、中国の旧正月にあたる1月、2月に海外観光客を秋葉原に誘致する取り組みや、イメージキャラクターに起用したタレントの南明奈さんのキャラクターがマッチングし好評を得たという電気街まつり、活エネ・キャンペーンなどの主な活動を報告した。

小野氏は昨年6月に発生した無差別殺傷事件により中止となっている歩行者天国についても触れ、「被害者の方々には心よりお悔やみ申し上げる。当初は土曜日にも歩行者天国を拡大させたいと思っていたが、あの事件で歩行者天国自体を続けることができくなった。その後千代田区を中心に発足した地域関係者等で構成した検討会『まちの魅力向上に向けた道路等の公共空間活用検討会』を通し、なるべく早く歩行者天国が復活できるよう働きかけていきたい」と述べた。

最後に今年の抱負として「電気街以外の団体の人たちとも手を組み、秋葉原地区全体を活性化していく。今年は大変な年になるが、秋葉原に行けば元気になると言われるような活動を行っていきたい」と語り、締めくくった。


(株)東芝 相談役 西室泰三氏
続いてメーカーを代表して(株)東芝 相談役 西室泰三氏が挨拶を行った。同氏は現在の経済状況について「円高に伴い日本の産業構造が変わろうとしている。その変化に対応するため自動車業界、電機業界は大変な苦しみを追っている。現状について悲観論を話す人が多いが、円の価値が上がると言うことはGDPも向上し、日本国民全体から考えればプラスになることも多い」と自身の見解を説明。「秋葉原の発展により日本を活性化する年にしていただきたい」とエールを送った。


秋葉原電気街振興会 副会長 山下巌氏
途中、南明奈さんがスペシャルゲストで登場しトークを行った後、登壇した同会 副会長の山下巌氏は今年の干支である丑にちなみ「商いは牛のよだれの如くやれ」という格言を紹介。「環境の変化に対応することが必要だが、その変化に飲み込まれることなく秋葉原電気街振興会も日々自らの商いの道にしっかりといそしんでいきたい」と閉会の挨拶を述べた。

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