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同社製デジカメやビデオカメラユーザーが対象

キヤノン、ビデオポッドキャストを利用した無料動画共有サービスを開始

2008/12/16 Phile-web編集部
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キヤノンは、撮影した動画をインターネットを通じて家族や友人に簡単に配信できる「ビデオポッドキャストサービス」を、12月18日から開始する。

本サービスのイメージ図

サービスの大まかな流れは、PCから動画をアップロードし、メールで視聴してもらいたい方に動画のチャネルを紹介。視聴するユーザー側が「iTunesに登録」ボタンを押せば、以降は更新が行われるたびに新たな動画を視聴できるようになる、というものだ。もちろん、配信された動画をiPodやiPhoneに転送し、視聴することも可能。

配信先を限定できるので、子供の成長を離れた家族や親類に配信したり、同じ趣味を共有する者同士で動画を共有したりと、様々な使い方ができそうだ。

サービスの利用価格は無料だが、同社製のデジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、コンパクトフォトプリンター(SELPHYシリーズ)を購入し、オンラインフォトサービス「CANON iMAGE GATEWAY(キヤノンイメージゲートウェイ)」に登録する必要がある。

動画配信に対応する同社製製品は、動画を撮影可能なデジタルカメラと、AVCHD及びSD-VIDEO方式の動画を記録できるデジタルビデオカメラ。動画を共有する際には、Windows用の専用アプリケーション「ビデオポッドキャストユーティリティー」を使って動画をアップロードする。

アップロードする際、動画は「CANON iMAGE GATEWAY Video Podcast Utility」により、iPodやiPhoneで再生可能なフォーマットに変換される。画質モードはVGA/VGA(高画質)の2モードが用意され、アップロードする側が選択可能。

なお、動画をアップロードする際は1ユーザーにつき3つのチャネルを登録でき、それぞれテーマや配信する相手を設定できる。アップロードできる動画の長さは1本あたり10分以内で、1つのチャネルに最大100本の動画をアップすることが可能だが、3チャネルをあわせた動画ファイルの総容量は、フォーマット変換後のサイズで1GB以内に制限される。再生時間に換算すると約80分程度となる。

【問い合わせ先】
お客様相談センター
TEL/050-555-90041

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