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コンパクトながら高性能フルデジタルアンプを搭載する次世代オーディオシステム

ケンウッド、デジタルアンプ&スピーカーのセットシステム“Prodino”「CORE-A55」を発売

2008/10/28 Phile-web編集部
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(株)ケンウッドは、デジタルアンプとスピーカーのセットシステム“Prodino(プロディノ)”「CORE-A55」を11月上旬より発売する。価格はオープンだが、45,000円前後での販売が予想される。


“Prodino”「CORE-A55」
本製品はコンパクトサイズながら同社のピュアオーディオ事業で培った高音質設計を施したシステム。同社は「次世代のオーディオ機器」として本機を売り込む。

プレーヤー部を持たない代わりに豊富な接続端子を装備しており、アンプのフロント部にはSD/SDHCカードスロット、ヘッドホン端子、背面部にはUSB端子、デジタル光入力、PC IN、ケンウッド製品のDAPなどと接続できるD.AUDIO/PORTABLE IN、AUX INを設けている。iPodの接続はD.AUDIOから別売のiPod専用ドック「PAD-IP7」でアナログ接続することで再生が可能だ。

再生可能なフォーマットは、MP3/WMA/AACだがApple ロスレス・エンコーダで作成したファイルは再生できない。


横置きの様子

SDカードからUSB、光デジタルなど多様な入力端子を搭載する
アンプはプリ段、パワーアンプ段ともにデジタル構成の「フルデジタルプロセッシング」を採用し高音質化を実現する。実用最大出力は10W+10W。またデジタル回路、アナログ回路は互いの干渉を抑制するため分離構造とした。また電源部は音の歪みの原因となるキャリア成分を電源入力段で排除し滑らかな信号増幅を可能にする「クリーン電源」を採用する。

専用のディスクリート電源を設置しヘッドホン用にチューニングを施した「フルデジタル・ヘッドホンアンプ」を搭載。ドライブ力と微小信号の表現力を深め、多様な音楽を再現するという。ヘッドホンの種類にあわせたセットアップ機能も搭載している。

サウンドモードはMovie/Vocal/Live/Straightなど7種類を用意。なおトーン調整も可能で、低域、中位機、高域の各帯域で音質特性を設定することができる。

スピーカーは新開発した6cmフルレンジユニットを採用。振動板にはファイバー素材を編みこんだクロスに特殊コーティングを施したハイブリッド素材の「MFP振動板」を採用しすぐれた応答特性を実現するという。

横幅約26cmのアンプは縦置き、横置きも可能なセッティングフリー構造を採用しており、テレビの横やベッドサイドの設置も行える。またスピーカーは0度〜20度まで無段階で角度調整することができる。

【問い合わせ先】
ケンウッドカスタマーサポートセンター
TEL/0570-010-114

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  • ジャンルスピーカーシステム
  • ブランドKENWOOD
  • 型番CORE-A55
  • 発売日2008年11月上旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格45,000円前後)
●実用最大出力:10W+10W(JEITA 4Ω) ●対応メモリー:SD/SDHC/miniSD/microSD/SDHC(対応容量 1GB〜32GBまで)、USB ●再生形式:MP3/WMA/AAC ●定格消費電力:2W ●スピーカー:フルレンジ60mmコーン型 ●外形寸法:<アンプ>82W×179H×154Dmm(縦置き、スタンド含む)、<スピーカー>103W×180H×121Dmm(スタンド含む)