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【営業部長の2008年】ヤマハエレクトロニクスマーケティング(株)永井春夫氏

2008/06/16
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前半はTV周辺商品を積極展開
営業体制を整え全力投球する


ヤマハエレクトロニクスマーケティング(株)取締役 営業統括部長 永井春夫氏

昨年来、オーディオビジュアル商品において、薄型テレビ周辺商品、iPod周辺商品、単品AVアンプ、ハイファイという“4つの柱”戦略を推進するヤマハ。2008年はそれをさらに強化し、まずはテレビ周辺商品のYSPを徹底展開していく。

「YSPで大好評だったテレビとのリンク機能については、今回新たにシャープ様、ソニー様、三菱電機様とのリンクに対応し、従来とあわせて6社のテレビに対応できました。ここは先行できた強みでリンク機能を大きく訴求し、北京オリンピックに向かって大いに盛り上がる薄型テレビマーケットの流れに積極的に乗っていきたいと思います」。

07年度からの好調ぶりも“4つの柱”戦略が作用した結果、と永井氏。

「AVアンプはフラグシップのZ11がけん引となり、全体に好調でした。またハイファイでは2000シリーズでピュアオーディオへの再参入を果たすことができましたが、特に専門店の皆様に高く評価していただき、大変ありがたい思いです。ここにはスピーカーのSoavoも絡んで、しっかりとしたベースができたと感じています。さらにiPod周辺商品は、新たなチャネルを構築する足がかりができました。こうしたこともあり、おかげさまで前期は下期で2桁アップの成長となり、その形を今期も継続していきたいと思っております」。
 
営業戦略として、昨年から力を注いでいるコミュニケーション力の強化についても、推進する過程でしっかりと実を結んでいる。

「若い営業スタッフの活躍を期待していますが、そこで必要となってくるのは営業力であり、それはコミュニケーション力だと言えます。流通が激変する中で、お客様、そしてお店様にきちんと商品内容やメーカーとしての思いをお伝えするため、最も重要なこととして、まだ経験の浅いスタッフには指導をしていくということが必要になります。仕事は現場にあるのですから、仕事の場におけるノウハウ(現場力)を確実に部下に教えられるマネージャー達を新たに登用、マネージャーと担当スタッフとの距離を縮めて何事にもスピーディに対応できるような組織をつくりました。より強固な営業体制が整いましたので、さらに力を入れて参りたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます」。

(Senka21編集部)

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