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営業部長の2008年<ピュアオーディオ編>ハーマンインターナショナル 大久保仁氏

公開日 2008/04/18 17:53
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ハーマンインターナショナル(株)営業・マーケティング本部 本部長 大久保仁氏
JBL、MARK LEVINSONに
強力新製品が登場
体験を通じた積極訴求を展開


ここ数年ハイエンド商品が牽引役となってきたJBLに、新たなヒットモデルが誕生した。

「昨年秋に登場した1台48万3000円の『S4600』は、04年モデルの『4338』デビュー時の2倍のペースで売れています。大型14インチウーファーと最新鋭のスピーカーユニットを搭載しながら、現実的なスペースファクターと価格帯でご提供できたことが勝因だと思います。さらに、昨年末に発売したブルーバッフルの4307が予想以上の好調ぶりで、1〜2月は商品が間に合わずお叱りを受けたほどです」と嬉しい悲鳴を上げる大久保氏。「ピュアオーディオ市場は相変わらず伸び悩み状態にあると思いますが、売れ筋商品はこのように大変な伸びを示しており、ユーザーの商品選択眼が相当磨かれてきたということを感じています」。

さらにJBLでは、3月末に4312Mのフルモデルチェンジ版を投入した。

「9年前に発売し大ヒットとなった『4312M』ですが、サイズはそのまま、『4312MII』として生まれ変わります。使用ユニット類を全面的に改良して、伸びのあるJBLサウンドに磨きをかけました。従来のウォルナット仕上げだけでなく、ブラックモデルも加わって、選択肢が拡がりました」。

そして、ここ数年間の期待を集めてきたマークレビンソンの新製品が今年ついに登場する予定だ。「数年間開発を進めてきた中で『いつ出てくるのだ』という催促をいただいておりましたが、いよいよ製品として数ヶ月中に登場することになります。申し分のない完成度に仕上がっていますので、ぜひご期待ください」。

この数年来の盛り上がり以上に、大きな話題を呼びそうな強力製品が揃い、腕を鳴らす大久保氏。「今年のピュアオーディオ製品は、さまざまな価格帯でかなりの実力をもったものが揃いました。全国で開催される大型イベントはもちろん、販売店様での試聴会などを通じてお客様に直接体験していただけるよう、正攻法で積極展開をして参ります」。

(Senka21編集部)

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