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【Senka21】年頭メーカーアンケート − マッキントッシュ・ジャパン 横田恵一氏

公開日 2008/01/11 12:02
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主要各社が語る2008年の市場環境の変化と需要創造の取り組み
年頭メーカーアンケート 〜マッキントッシュ・ジャパン〜



(株)マッキントッシュ・ジャパン 営業部長 横田恵一氏
安全性や本物が求められる
潜在的音楽ファンに向けて着実にアピールしていく


Q1:市場を取り巻く環境が目まぐるしく変化する中で、2008年のユーザーのライフスタイルやその消費行動・価値観において、どのような変化があると考えるか。

A1:緩やかな動きが続く日本経済の中で、ユーザーにとって価値を見出せる個性的かつ魅力ある製品は、ジャンルを問わず選ばれていくことになるであろう。

また昨年は、さまざまな業種で企業姿勢が問われる事件が相次ぎ、消費者のモノを見る眼が一層厳しくなっていることから、「安全性」への関心、「本物」に対する価値観はこれまでになく高まると予想される。

ハイエンドオーディオの世界では、これまで以上にアナログ回帰の傾向が強まってきており、古き良き時代のものが見直されはじめてきた。モノを大切にするという観点からも、いつまでも安全で、安心して使える製品が、世代を超えて支持されていくと考える。

Q2:御社の2008年の中心となる商品ジャンルおよび需要喚起、市場創造へ向けての提案や取り組みは。


A2:昨年秋より展開、日本初上陸となる米スネル・アコースティックス社のスピーカーシステムとマッキントッシュのシステム展開を継続して推進していく。

弊社は昨年4月に設立された新会社であるが、春と秋に実施した体験イベント「ピュアオーディオカフェ」は、生演奏とオーディオの楽しみ方を気軽に体験できる場として、オーディオファンだけでなく純粋な多くの音楽ファンの方々からも高い評価をいただくことができた。

潜在的な音楽ファンがより多くオーディオに目を向けていただくことで、よりマーケットを拡大していくという弊社の経営事業方針を、地道ではあるが着実に行っていくことで、市場の活性化につながっていくと考える。

(Senka21編集部)

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