Senka21「2007業界展望」メーカーアンケート − ソニーマーケティング編

2007年01月12日
ハイビジョン機器と連動した「本体連動売場」作りと共に、BD含む光ディスクを強化


ソニーマーケティング(株)
メディア・バッテリー&AVペリフェラルマーケティング部
統括部長 石井 元久氏


−規格の複雑化やさらなる高画質化など、メディア市場を取り巻く環境も大きく変化を遂げる中で、迎えた2007年、ユーザーのライフスタイルやその消費行動、価値観にどのような変化があると考えるか。

地上デジタル放送が06年末ですべての県庁所在地で受信できるようになり、07年はそれ以外の地域にも受信エリアが拡大、放送環境の一層の充実が進むものとみている。ディスプレイ(テレビ)のハイビジョン化はもとより、その他のハード機器のハイビジョンへの対応も目覚しく、既に06年末にはデジタルチューナー付のDVDレコーダーの販売構成比が60%を超えたと思われる。カムコーダーのハイビジョン化も大きく進展した。

こうした変化の中で「撮る」「録る」「残す」「見る」の世界が変動する動きを受け、記録メディアの世界も「ビッグチェンジ」を迎えるタイミングに来ている。保存されたメディアから新たなるメディアへのアーカイブチェンジも進むだろう。扱いやすさや省スペースなど、また、管理のしやすさなどが後押しをすることになる。特に06年末に発売されたブルーレイディスクレコーダーは、ハイビジョンの映像を高画質のまま大容量で記録することが可能なことからレコーダーの本命になるであろう。

−2007年の御社の事業展開の中心となる商品ジャンル、そこでの需要喚起、市場創造へ向けての取り組みについて、どのような提案・展開を行っていくか。

07年は「HD(ハイビジョン)メディア元年」という認識で、特にブルーレイディスクやCPRM対応DVDメディアを中心とした光ディスクへの取り組みを強化したい。アナログ放送と違いハイビジョン化の効果を「音質」「画質」の違いでわかっていただけると思う。こうした商品群を実感していただくには、これまでのメディア売り場では難しい部分もあるが、ソニーが持っている色々なハイビジョン対応ハードとの連携を活かし、またSony Hi-Vision Qualityの一環として「本体連動売場」作りをしていくことでお客様に「感動体感」を提案していきたい。

このような「本体連動売場」や「感動体感」の提案によって販売店様には新たな付加価値を、お客様にはさらなる満足感を実感いただきたい。あわせてこのような活動を通して、メディア商品市場を育てていく一翼を担えればと考えている。

(Senka21編集部)