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Senka21「2007業界展望」メーカーアンケート − ヤマハエレクトロニクスマーケティング編

公開日 2007/01/10 15:08
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本質的な価値の追求に応え、さまざまなシーンでのいい音と新しい価値を提案していく


ヤマハエレクトロニクスマーケティング(株)広報室長 石川 善郎氏


−市場を取り巻く環境が日々、激しく変化していく中で、迎えた2007年は、ユーザーのライフスタイルやその消費行動、価値観において、どのような変化があると考えるか。

個人もファミリーもそれぞれのライフステージにおいて、豊かな感性に裏付けられた本質的な価値を追求するようになってくる。様々なメディアの進化・深化も相まって、オーディオ・ビジュアルの趣味とのかかわり方も益々多様化してくる。T.P.Oに合わせて音楽や映像付きコンテンツを身につけるように楽しむようになる。

薄型TVがもたらす新しいライフスタイルによって、様々なハードにも生活に溶け込むデザインやインテリアとの融合がさらに求められるようになってくる。また、ユニバーサルデザインというだけでなく、直感的・簡単に使えて環境に優しいモノへ消費が向かう。

ハイビジョン5.1ch放送、BDやHD-DVDの楽しみが広がるとともに、サウンドシステムの方も様々なメディアが簡単に楽しめて、しかもHDや5.1chに見合った高品位なものが求められるようになる。HiFiの趣味が深化する一方、ネット・放送・パッケージ等々様々なメディアの融合を適宜楽しむ、本格的なホームシアター時代が到来する。

−2007年の御社の事業展開の中心となる商品ジャンル、そこでの需要喚起、市場創造へ向けての取り組みについて、どのような提案・展開を行っていくか。

薄型TV最適フロントサラウンドシステム 「デジタル・サウンド・プロジェクター」『YSP』は、バーチャルではないリアル5.1 chの本物サラウンドを1ボディで実現しながら、薄型TV最適のライフスタイルも可能にすることを様々な形で訴求する。どこでも設置できることの価値提案やインテリア性を重視したTVボードとの一体提案の実施、さらに本物サラウンドの体験機会を提供していく。

メディア新時代のコンポーネントであるAVアンプ&スピーカーでは、HDコンテンツやネットやDAPへの対応等、メディア新時代の高音質AVアンプや、音響的なアプローチとインテリアの融合を実現した『Soavo』を中心としたHiFiスピーカーなど、新しい顧客価値を提供するコンポーネントを提案。お客様への体験の場の提供やセミナーの実施、特約店様の研修会などを企画する。

新コンセプトのコンパクトスピーカー「マルチメディアスピーカー」は、様々な場所で好きな時に、高音質で音楽が楽しめる。ヤマハ独自の高音質技術やデザイン力を生かしたコンパクト・マルチメディアスピーカーを提案する。

(Senka21編集部)

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