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Senka21「2007業界展望」メーカーアンケート − マランツコンシューマーマーケティング編

公開日 2007/01/10 14:57
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オーディオ復権の流れは強まる。シアタービジネスも含め購買意欲を拡大する


(株)マランツコンシューマーマーケティング 営業推進GP 部長 山神 守氏


−市場を取り巻く環境が日々、激しく変化していく中で、迎えた2007年は、ユーザーのライフスタイルやその消費行動、価値観において、どのような変化があると考えるか。

DAPによる「いつでもどこでも音楽を聴く」という社会現象が、オーディオ復権の流れをさらに拡大していくようになっていくと思われる。ユーザーは当然いい音を求めるようになり、高音質ヘッドホンに始まった流れは、やがては単品コンポを組んだシステムステレオからHi-Endオーディオまで、昨今話題になる団塊世代のみならず、世代を意識せずに広まりを見せていくという期待感を持っている。

ビジュアル商品は、昨年に引き続きフルHD対応関連が技術開発のスピードに合わせて少しずつ買い求めやすい価格になり、買い控えていた本物志向のユーザー様の購入意欲をそそり、様々なジャンルにおいて売上拡大に大きく貢献していくであろう。

またカスタムインストールとして、ホームシアターとインテリアとの融合がますます重要視され、個々のライフスタイルにあった提案型のAVスタイルが進むと思われる。

−2007年の御社の事業展開の中心となる商品ジャンル、そこでの需要喚起、市場創造へ向けての取り組みについて、どのような提案・展開を行っていくか。

昨秋発売の高級モデルのラインナップでにぎわうピュアオーディオとカスタムインスタレーションを中心としたシアター提案にて、期待の大きい2007年の団塊世代のマーケットに関心を向けてもらえる商品提案を行っていく。

2006年9月に発売したセパレートアンプとSACDプレーヤーのフラッグシップモデルSA-7S1が好調に推移しており、同時期に発足したオーナーズクラブの会員登録も反響を呼んでいるが、2007年に発売する製品の中でも一部対象商品を増やし、マランツファンを多く作っていきたいと考えている。

浸透してきた「Music Dialog」シリーズは、本年もコアなカテゴリーとして商戦期には様々なキャンペーンでユーザーの購買欲を促していく。

シアターソリューションのインストールビジネスも充実期を迎え、フルHD商品を中心としたホームシアタービジネスの時流に乗りながら、ワンタッチオペレーションの利便性をさらに広めて参りたい。

(Senka21編集部)

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