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<CES2007:BDA>各社のBD機器が一同に会す − 日立のBDレコーダー試作機も

公開日 2007/01/10 14:33
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Blu-ray Disc Association(BDA)ブースでは、中央にパラマウント、ワーナー、ライオンズゲート、20世紀FOX、ブエナ・ビスタなど、BDソフトを販売するソフトメーカー各社の最新ソフトを再生。賛同ソフトメーカーの多さをアピールするねらいのようだ。

BDAブース

BDソフトを発売する各ソフトメーカーが、それぞれの主要作品を紹介

ハードでは、日立製作所が公開しているBDレコーダーの試作機に注目。本体には「DV-BL1000B」という型番がプリントされており、発売はそれほど遠くないと思われる。ただし、同社説明員の話では、発売日・価格ともに未定とのことだった。

日立のBDレコーダー試作機が登場

日立が展示したBDレコーダーの前面部。型番「DV-BL1000B」がくっきりとプリントされている

なお、同社はH.264エンコーダーをBDレコーダーに搭載する計画をCEATECなどで表明しているが、この試作機はMPEG2記録のみに対応する。HDDの容量について尋ねたところ、「現行のDVDレコーダーより小さくなることはない」とのことで、最低でも1TBの容量は搭載される。

さらに日立は、既に発売している、4倍速記録対応の内蔵型PC用Blu-ray Discドライブ「GBW-H10N」も展示。本機を使ってBDソフトを再生するデモも行っていた。

デスクトップPC用の内蔵型BDドライブ「GBW-H10N」

「GBW-H10N」を使ってBDディスクを再生するデモ

またTDKは、これもCEATECなどで既に発表されている、BDの多層化技術をアピール。同社では、独自開発の記録膜材「ビスマスゲルマ酸化物」を採用した、6層200GBのBD-Rの開発を発表しているが、今回構造図が発表されたのは、4層100GBのディスクだった。

TDKが構造図を紹介した、4層100GBのBDディスク

(Phile-web編集部・風間)

ces2007

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