Senka21「2007業界展望」メーカーアンケート − 松下電器産業編

2007年01月09日
充実するビエラリンクのもと、新しい文化を創造する価値提案で市場を拡大


松下電器産業(株)パナソニックマーケティング本部
商品企画グループ グループマネージャー 藤井正義氏


−市場を取り巻く環境が日々、激しく変化していく中で、迎えた2007年は、ユーザーのライフスタイルやその消費行動、価値観において、どのような変化があると考えるか。

大画面テレビのさらなる普及拡大

今年度の10月累計出荷台数で、当社薄型テレビは前年比145%の中、37型以上のプラズマテレビは前年比177%で、金額構成比は56%とテレビの大画面化が進んでいるが、今後益々大画面化が加速すると予測している。

リビングのハイビジョンネットワーク化

テレビの大画面化に伴って録画機の需要が拡大する中で、BDレコーダーのソフト環境も07年度は充実し、フルハイビジョン録画機への需要シフトが始まる。また当社が「ビエラ」のリモコンひとつで操作できる「ビエラリンク」の効果で、レコーダーはもとよりシアターサウンドセットが業界の2倍の単価にもかかわらず前年3倍の伸びで急成長を始めているが、リビングのフルハイビジョン化とともにシアター化というのが、一般家庭に普及し始めるのが07年だと考えている。当社も省スペース性や「ビエラリンク」の機能の向上によるさらなる使いやすさ提案で、テレビをもっともっと楽しいものにし、新しい映像文化の創造に貢献していく。

−2007年の御社の事業展開の中心となる商品ジャンル、そこでの需要喚起、市場創造へ向けての取り組みについて、どのような提案・展開を行っていくか。

「ハイビジョンビエラリンクネットワーク」

当社の強みはフルハイビジョンでのネットワークだ。フルハイビジョンの「ビエラ」を中心にブルーレイディーガ、ハイビジョンSDムービー、7.1chサウンドセットなど、ハイビジョンビエラリンクの連携により今までにない極上でかつ高品位なリモコンひとつの快適操作を提案する。若い人から高齢者までより簡単に楽しめるフルハイビジョンによる付加価値提案に取り組んでいく。

「ルミックスリンク」「SDリンク」によるネットワーク提案

市場の70%を超えるデファクトスタンダードのSDカードを中心に、デジタルカメラ「ルミックス」のハイビジョン画質を「ビエラ」の大画面で見る、また、撮った写真を「ディーガ」のHDDに残し、DVD-RAMディスクでライブラリーする、親戚や友達に配る。といった「テレ写」を提案してきたが、「ビエラ」のリモコンひとつでこれらの操作が簡単にできるようになった。07年はさらにノンPCのデジタルネットワークの付加価値と利便さを加速させ、「ビエラリンク」の拡大の下、「新しいデジカメ写真文化の創造」に挑戦していく。

「ホームセキュリティからセキュリティネットワークへの拡大」

どこでもドアホンの大ヒットとFAXや電話との連携機能でホームセキュリティ分野の商品販売が急成長。さらに新しい機器との連携によるセキュリティ機能の強化で、市場拡大に取り組んでいく。

(Senka21編集部)