Senka21「2007業界展望」メーカーアンケート ― 日本ビクター編

2007年01月05日
新技術搭載の期待商品が続々。Only1商品ならではの魅力を全社員一丸となり訴える


日本ビクター(株)国内営業本部 商品営業部長 木下進史氏


ー市場を取り巻く環境が日々、激しく変化していく中で、迎えた2007年は、ユーザーのライフスタイルやその消費行動、価値観において、どのような変化があると考えるか

景気の減速から個人消費の伸びは低く抑えられ、国内の消費行動はさらに選別志向が強まると思われる。単に価格の安いものを選ぶという消費者の割合は年々減少し、流行に左右されず自分の価値観を重視するこだわり派が徐々に増える傾向にあるが、今後もその傾向が強まっていくだろう。

一方、消費者の上流・下流の二極分化が進み、“ポピュリッチ”といわれる新富裕層が登場しており、消費のトレンドをリードして、高額でも独自の付加価値を持つ商品がヒットする可能性がある。また、2007年から団塊世代の大量の定年退職が始まるが、モノを見る目が肥えた消費者が退職金をどのように使うのかに注目が集まっている。

商品購入の形としては、ネットによるクチコミ消費がさらに増えるだろう。

ー2007年の御社の事業展開の中心となる商品ジャンル、そこでの需要喚起、市場創造へ向けての取り組みについて、どのような提案・展開を行っていくか

07年も、音楽と映像を通じてお客様に最高の感動をお届けするという、わが社のブランドステートメントjThe Perfect Experi encekの思想のもと、「他社にないOnly1商品を業界で先駆けて発売し、その商品の良さをお客様にわかっていただき、買っていただき、使っていただき、喜んでいただく」ことに、社員全員が一丸となって情熱と努力を傾けていく。

主力商品ジャンルは、ディスプレイ、ビデオカメラ、オーディオ等だが、07年には「A&Vフェスタ 2006」や「CEATEC JAPAN 2006」で好評を博した技術を搭載した新商品を予定し、需要喚起、市場創造に向けて努力する。具体的には、残像感を大幅に低減させた高速液晶パネル搭載液晶テレビの強化、ネイティブコントラストとして業界最高の15000対1によるリアルな黒表現を実現したD-ILAフルハイビジョンホームシアタープロジェクター「DLA-HD1」、大人気のハードディスクムービーjEveriokのハイビジョンモデル、表面全体が音の放射面になる12面体構造の球状スピーカー「呼吸球式スピーカー」等で、大いに期待している。

(Senka21編集部)