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Senka21「2007業界展望」メーカーアンケート − ソリッドアコースティックス編

2007/01/03
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ユーザーの実体験を大切にし、多面体無指向性スピーカーの特長を活かした提案を展開。


(株)ソリッドアコースティックス
PSS事業部 本部長代理 秋元晋介氏


−市場を取り巻く環境が日々、激しく変化していく中で、迎えた2007年は、ユーザーのライフスタイルやその消費行動、価値観において、どのような変化があると考えるか。

消費者の嗜好として、価値観の多様化とともに真に豊かな暮らしを求めるライフスタイルに拍車がかかり、魅力ある商品の提案がより強く求められるようになると予想される。それと同時に、価値あるものには惜しみなく投資するハイエンド向けの市場も活性化が進むと思われる。

オーディオに関しても、消費者の選択肢が多様化するのに比例して、厳しい審美眼に耐えうる品質や機能性、デザイン性の高い高品位商品への人気が高まると予想される。

弊社としては、そのような中でも、メーカーとして利便性を追求し、機能を充実させるだけでなく、確固たる物づくりへの主張も持ち続けたいと考えている。今後も、豊かなオーディオライフの創出のための選択肢の一つとして、多面体無指向性スピーカーを市場に提案し続けたい。

−2007年の御社の事業展開の中心となる商品ジャンル、そこでの需要喚起、市場創造へ向けての取り組みについて、どのような提案・展開を行っていくか。

弊社の商品はスピーカーに特化しており、高級機および民生機、業務機のジャンルで商品ラインナップを展開している。

高級機として2006年に発売したフラッグシップモデル「#1019」をメインに、民生機は「SA-355」シリーズ、業務用大型スピーカー「SA-755P」、防滴仕様「SA-365DSN」にそれぞれ注力している。

弊社音響事業では、創業以来一貫して12面体スピーカーにこだわった製造・販売を行っており、真に価値のある魅力的な商品として、2007年も多面体無指向性スピーカーの音質・デザインといった特長を活かした新しい音環境の提案を引き続き展開していく。

また、デモンストレーションによってお客様に音を実体験していただくことを大切にし、販売店の方々と一緒にお客様へご提案していく姿勢には今後も変わりはない。

(Senka21編集部)

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