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Senka21「2007業界展望」メーカーアンケート − ソニーマーケティング編

2007/01/03
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豊富なハイビジョン製品群で、「Sony Hi-Vision Quality」の世界をさらに推し進めていく。


ソニーマーケティング(株)
取締役 執行役員常務 コンスーマーAVビジネス担当 鹿野 清氏


−市場を取り巻く環境が日々、激しく変化していく中で、迎えた2007年は、ユーザーのライフスタイルやその消費行動、価値観において、どのような変化があると考えるか。

地上デジタル放送の全国展開がスタートし、07年は本格的に薄型テレビの普及が進み、マーケットは拡大する。液晶テレビの画面サイズは40インチが主流となり、さらに大きなサイズのニーズも増加する。また、放送・映画・パーソナルコンテンツのハイビジョン化が進み、フルHDパネルがハイビジョンの主流となる。ハイビジョンコンテンツの普及に伴い、ハイビジョン対応のレコーダーやビデオカメラなどの商品への需要が増加。06年がハイビジョンの世界を切り開く年であったのに対し、07年はデジタルハイビジョン商品が花開く年になるといえる。これらの商品を繋ぐことにより、記録した映像を編集し、残すなど、Sony Hi-Vision Qualityで提案する新たな楽しみや感動が広がっていく。

一方では、テレビポータル「アクトビラ(acTVila)」に代表される、CE機器におけるネットワーク対応が新たな業界標準となり、テレビの楽しみ方がネットワークサービスによって大きく変化していく年となるだろう。

−2007年の御社の事業展開の中心となる商品ジャンル、そこでの需要喚起、市場創造へ向けての取り組みについて、どのような提案・展開を行っていくか。

昨年12月のブルーレイディスクレコーダー登場により、ソニーならではのハイビジョンの楽しみ方を提案するSony Hi-Vision Qualityの商品群が勢揃いした。06年に引き続きハイビジョン関連商品への関心がさらに高まる中、その楽しみ方は地上デジタル放送を見るだけではなく、パーソナルコンテンツを楽しむ領域まで拡大する。

ハイビジョンハンディカムで撮影したパーソナルコンテンツをVAIOで編集して、ブルーレイやスゴ録などのレコーダーで残す、そしてそれらの映像をブラビアで見る。機器同士がただ繋がるだけではなく、新しいハイビジョンの世界を楽しんでいただくことによって、新たな感動をお届けしたい。

Sony Hi-Vision Qualityの提案により、ハイビジョンのさまざまな楽しみが浸透し、お客様から『ハイビジョンはソニー』と言っていただける世界を目指す。

(Senka21編集部)

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