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DVD6Cライセンスグループにサムスン電子が加入

公開日 2006/11/21 18:41
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DVDの技術およびフォーマットの主要開発会社8社で構成するDVD6Cライセンスグループ(DVD6C)は、ライセンス許諾メンバーとして、新たに韓国サムスン電子を加えると発表した。

DVD6Cは構成企業8社が持つDVDビデオプレーヤー、DVDレコーダー、DVDドライブ、DVDビデオディスク、DVD記録メディアなどに関するDVD規格の必須特許を、1999年6月から(DVD-Audio、DVD-R、RW、RAM等に関するDVD規格必須特許は2003年9月から)希望するメーカーに対して一括ライセンスを与えており、2005年3月からは14カテゴリーに分類したカテゴリーライセンスを開始している。

現在のDVD6Cの構成企業は、(株)日立製作所、松下電器産業(株)、三菱電機(株)、三洋電機(株)、シャープ(株)、(株)東芝、日本ビクター(株)、米Warner Bros. Home Entertainment。

今回のメンバー追加は、サムスンからの加入の申し出を受けたもので、ライセンスを受ける第三者にとっては、これまで以上に広範な領域でDVD規格必須特許を取得することが可能になる。サムスンの加入により対象特許が拡大するが、ライセンスのロイヤルティは据え置かれる。

なお、ライセンスを希望する第三者は、特許共同ライセンスによらず、9社各社と各々が保有する必須特許に関し、個別に契約することも可能。この場合、9社はライセンスを公正、合理的かつ公平な条件で提供する、という。

(Phile-web編集部)

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